中央区のプロフィール
中央区は、市役所、税務署など市や国、県の行政機関が立地する行政の中心となる地域で、面積は約36.9 平方キロメートル、市域の11.2%を占めています。
相模原駅周辺は、戦前から戦後にかけて実施された相模原都市建設区画整理事業による都市基盤整備を契機に、商業、業務、行政機能の集積や、広がりのある住宅地が形成されるなど、本市の中心市街地として発展してきました。また、鉄道や国道の沿線では、その交通利便性を生かして多くの工業が集積し、本市の内陸工業都市としての発展を支えてきました。
一方、相模川をはじめとして境川、八瀬川、道保川などの水辺や、段丘崖のまとまりあるみどり、台地部に広がる農地など、多様な自然に恵まれた地域でもあります。
中央区の交通
区の北東側の八王子・横浜方面を結ぶJR横浜線、国道16号、区の中央部の厚木方面を結ぶJR相模線、国道129号、愛川方面を結ぶ県道相模原愛川、町田方面を結ぶ県道相模原大蔵町が、それぞれ区の交通の骨格をなしています。
また、将来的には小田急多摩線の延伸が計画されており、本地域のアクセスの一層の向上が期待されています。
相模総合補給廠
市内に3つある米軍基地のうち、相模総合補給廠(196.7ヘクタール)が区の北側、横浜線相模原駅・矢部駅間沿線の市街地に位置していることから、計画的なまちづくりを進めていくうえで大きな障害となっており、市民生活に様々な影響を及ぼしていますが、平成18年の米軍再編による地元の負担軽減として、JR横浜線相模原駅の北側約17ヘクタールは、平成26年9月30日に日本政府に返還されました。この返還された17ヘクタールのうち、2ヘクタールは、鉄道・道路用地として返還され、現在は南北道路として暫定整備されています。残りの15ヘクタールは、「多様な交流が新たな価値をうみだす ライフ×イノベーション シティ」のまちづくりコンセプトに基づき、まちづくりを進めています。
また、約35ヘクタールは平成27年12月2日に共同使用が開始され、そのうち10ヘクタールは、令和2年11月に相模原スポーツ・レクリエーションパーク(運動公園)として一部エリアを開園し、順次整備が完了した区域からエリアの拡大を予定しています。
中央区の自然など
南部を流れる相模川は、その豊かで清らかな流れに、釣りやキャンプなどのレジャーの場としてにぎわうとともに、「相模原納涼花火大会」や「寒中水泳大会」などのイベント会場となるなど、四季を通じて多くの人々の集う場となっています。また、相模川に生息する魚等を展示する水郷田名地区の相模川ふれあい科学館は、相模川に親しむことのできる施設として、多くの市民に利用されています。
横山丘陵緑地や道保川緑地については、その豊かなみどりを生かした散策路や湧水を活用した道保川公園が整備されるとともに、八瀬川や道保川では多自然川づくりが進められるなど、自然とふれあうことのできる場が整備されています。
田名地区には、現在、わが国最古の例といわれる旧石器時代の遺跡、田名向原遺跡があり、史跡田名向原遺跡公園として整備されています。公園内の史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館(旧石器ハテナ館)では、旧石器時代を中心に縄文土器や古墳の副葬品などを展示しており、野外展示では旧石器時代の住居状遺構、縄文時代の竪穴住居、古墳時代の小円墳が復元され、歴史や文化財について学ぶことができます。
中央区の産業経済
中央区では、本市の代表的な工業団地である田名工業団地やテクノパイル田名工業団地などにおいて産業集積が図られるとともに、日本最大級の物流拠点が田名地区に建設され、宮下地区や小山地区においても企業が集積し、工業地域が形成されています。
商業については、相模原駅周辺地区は商業、業務、文化等の都市機能を複合的に備えた広域的な中心商業地として、淵野辺地区、上溝地区は、買い回り機能の高い地区中心商業地として、それぞれが地区の拠点機能を担っています。
中央区の文化・スポーツ施設
青山学院大学、麻布大学、桜美林大学、宇宙科学研究本部、市立博物館などの学術的な機関とともに、市民会館、市民ギャラリーなどの文化・芸術活動の発表及び鑑賞の場として利用できる施設や、全国規模のスポーツ大会等が開催されるさがみはらグリーンプールやプロ野球公式戦等が行われるサーティーフォー相模原球場など、多様な施設が立地しています。
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