令和8年度 7月定例記者会見(令和8年7月24日)
- 日時 令和8年7月24日(金曜日)午後2時~午後2時40分
- 場所 市役所第2別館3階第3委員会室
(市長)
【あいさつ】
皆さん、こんにちは。一昨日、本市のホームタウンアスリートでプロボクサーの中谷潤人選手から、ご結婚という大変喜ばしい発表がありました。本市の誇りである中谷選手の大変おめでたいお話に、我が事のようにうれしい気持ちでいっぱいです。ご結婚おめでとうございます。
なお、8月2日(日曜日)午前10時30分から、中谷選手の「感謝と再起の報告会」を産業会館多目的ホールで開催いたします。世界が注目した井上尚弥選手との対戦から早くも3カ月がたち、応援への感謝と怪我から復活した再起の決意をご報告いただけると思いますので、ぜひご取材をお願いいたします。
さて、本日の案件は3件で、1点目がオーストラリアの宇宙関連機関等への訪問について、2点目が相模原ロボットフレンドリー社会実装事業について、3点目が夏のお祭りについてでございます。
まず1点目、オーストラリアの宇宙関連機関等への訪問についてです。南オーストラリア連邦の州都アデレード市には、宇宙産業を推進する連邦政府機関「オーストラリア宇宙庁(ASA)」をはじめ、宇宙関連企業や研究機関などが集積しています。
JAXAとオーストラリア宇宙庁は、宇宙探査や地球観測などの分野で協力関係を構築しており、「はやぶさ2」のサンプルリターンミッションに続き、今年の秋に打ち上げ予定の火星衛星探査計画(MMX)においても、探査機が持ち帰るサンプル入りカプセルの回収に当たり、連携予定と伺っています。
本市としても、本年4月にはオーストラリア大使館で開催された「オーストラリアの日記念式典」へ都市建設局理事が参加したほか、6月には「日豪友好協力基本条約締結50周年レセプション」に萱野副市長か参加するなど、友好関係を築いてまいりました。
こうした中で、JAXA宇宙科学研究所の藤本正樹所長からアデレード市への同行についてお話をいただき、今回、訪問させていただくこととなりました。期間は8月12日(水曜日)から14日(金曜日)までの3日間で、JAXAの藤本所長や津田雄一副所長と一緒に伺う予定です。
JAXAのつながりを生かしながら、多くの皆様と直接お会いし、積極的に交流を図ってまいりたいと考えております。
続いて2点目は、相模原ロボットフレンドリー社会実装事業についてです。「さがみロボット産業特区」に指定されている本市では、ビジネス環境や市民生活にロボットが溶け込んだ「ロボットのまち さがみはら」の実現に向けて取り組んでおります。
こうした取組をさらに広める取組としまして、ロボットの導入による課題解決に意欲のある北里大学と就労支援施設を運営する株式会社エルズエフに対して、ロボットが活躍できる環境の整備等について市として支援する「ロボットフレンドリー社会実装事業」を実施いたします。
この事業は、今ご紹介しました2つの民間施設に対しまして、施設の課題に合ったロボットを提案できる事業者とのマッチングを行うとともに、ロボットの導入に対する課題の抽出から解決に向けた提案などの伴走支援を行います。
事業成果につきましては、ロボット導入に向けたモデルケースとして、今後、様々な場面で広く周知を行い、「ロボットのまち さがみはら」のさらなる推進につなげてまいりたいと考えております。
また、ロボットの関連で、8月1日(土曜日)から25日(火曜日)まで、「ロボットのまち さがみはら」を記念したオリジナルデザインの「関東・中部・東北自治宝くじ」が発売されます。8月5日(水曜日)のお昼には、市役所本館1階ロビーで臨時販売会を行い、宝くじ幸運アンバサダーの吉田梨乃さんとロボット職員のななまる、私も参加しますので、ぜひお越しください。
続いて3点目は、夏のお祭りについてです。今年も市内各地で夏祭りが盛大に開催されますので、ご紹介いたします。
まず、明日7月25日(土曜日)、26日(日曜日)には、中央区の上溝駅周辺で「上溝夏祭り」が開催されます。江戸時代末期から続くこのお祭りは、県北最大級の夏祭りとして名高く、「かながわのまつり50選」にも選ばれており、見どころは26日に行われる神輿の渡御で、夕方5時頃から、てるて通りとまつり通りを練り歩きながら、神輿を左右に激しく揺らす「神輿揉み」は圧巻の迫力です。
8月1日(土曜日)には、緑区の県立相模湖公園で「さがみ湖湖上祭花火大会」が開催されます。大迫力の超大玉花火や花火が一斉に打ち上がる空中ナイアガラなど、およそ4,000発の花火が夏の夜空を彩ります。周囲を山で囲まれた相模湖で、山々に響く花火の音の迫力は、他の会場の花火と一線を画すものと自負しております。
同じく緑区の橋本駅周辺では、8月7日(金曜日)~9日(日曜日)の3日間で「橋本七夕まつり」が開催されます。橋本駅北口の七夕通りと南口側のアリオ橋本では、それぞれ特設ステージが設けられ、音楽演奏や盆踊り、ディスコ、ラップバトルなどのパフォーマンスが繰り広げられるほか、今年は、皆さんの願いが書かれた短冊1万枚を宇宙に届ける企画や、激辛フードが楽しめる「激辛七夕横町」の設置など、様々な企画が盛りだくさんとなっております。
そして、相模原の夏を締めくくるのが、9月5日(土曜日)に中央区の水郷田名、高田橋上流で開催される「相模原納涼花火大会」です。約8,000発の打ち上げ花火とステージイベントが披露されるこの花火大会は、昭和46年に始まり、今年で53回目、多くの人々に愛される相模原市の夏の風物詩となっております。本市の特色ある夏のお祭りを、ぜひ記者の皆様もお楽しみください。
案件としては以上となりますが、市から発表を行いました事業やイベントを3つご紹介いたします。
まず、相模原市健康経営宣言についてです。職員の健康を経営課題と捉え、組織全体で健康づくりを推進していくため、本日、全職員一丸となって健康経営に取り組むことを宣言いたしました。今後、経済産業省が創設した「健康経営優良法人」につきまして、本市も令和9年度からの認定取得を目指してまいります。
2つ目は、前回の会見でもご紹介しました防犯対策補助事業ですが、令和8年8月1日(土曜日)以降に購入・設置した防犯対策用品を対象に、費用の2分の1以内、補助上限2万円で、9月1日(火曜日)から10月30日(金曜日)まで受付いたします。この機会に、ぜひ、ご自宅の防犯対策についてご検討ください。
3つ目は、昨年、好評でした市の婚活イベント「さがマッチ!」を今年も全4回で開催いたします。9月12日(土曜日)に行われる第1回の参加者の募集がオンラインで8月1日(土曜日)から始まりますので、希望される方はお申込みいただきたいと思います。それぞれ、詳細につきましては、お手元の資料をご確認ください。
最後に、先日、関東でも梅雨が明け、夏も本番を迎えまして、連日のように猛暑が続いています。市内の熱中症による搬送件数も7月20日(月曜日)から大きく増え、昨日までの4日間で58人の方が搬送されております。暑い時間帯は無理をせず、小まめに水分や休憩をとり、外出時には日傘や帽子を利用するなど、熱中症を防ぐための行動に努めてくださいますようお願いいたします。
また、市内の小中学校も夏休みに入り、水遊びの機会も増えると思います。市としましても、水の事故防止に向けて、消防や教育委員会による小中学校や保育所等の子どもたちと保護者への注意喚起のほか、市内キャンプ場利用者や外国人等に向けての啓発などに取り組んでおります。
楽しい水遊びですが、その危険性をしっかりと認識し、特に遊泳禁止の場所には絶対に近づかない、子どもたちだけで川で遊ばないなど、水の事故に遭わないよう気をつけていただきたいと思います。
7月27日、来週月曜日には、市役所こどもデーを開催いたします。私も「一日こども市長」の任命やABCクッキングの志村社長をお招きしての協定締結と料理体験、「まちかど市長室」などで皆様をお迎えいたします。ぜひ、市役所に遊びにきてください。
私からは以上でございます。
質疑応答
オーストラリアの宇宙関連機関等への訪問について
(神奈川新聞記者)
オーストラリアの訪問についてちょっと伺いたいのですけれども、この訪問団のメンバーというか、基本的には相模原市とJAXAの2者ということでよろしいのか、企業とか、そういった、もっと大きい訪問団なのかどうかということを伺えますでしょうか。
(市長)
はい。今回は、先ほど冒頭に述べましたように、4月に私どもの都市建設局理事がオーストラリアのイベントに参加をし、また、6月には日豪関係で萱野副市長がお邪魔をしているという形で、また、JAXAがオーストラリアのアデレード市にあります宇宙庁(ASA)と非常に親しい関係であるということで、これまでも、宇宙観測とか、はやぶさ、はやぶさ2とか、地球観測とか、様々な共通点を持っていたということと、それから、MMXが今年の秋に打ち上げ予定ですけれども、これに関しても5年後のカプセル回収にもアデレード市を予定しているということで、非常に、これまでも、また、これからもさらに近づいていくということで、ちょうど藤本JAXA宇宙科学研究所所長から、「ぜひ、本村市長も1回オーストラリアに一緒に行って、非常に今、懇意にしているアデレード市とか、それから宇宙庁などと対話の機会があると面白くなってくるのではないですか」という話もいただきまして、そういった意味で、今回はJAXAと私どもシビックプライド担当部長を先頭に、職員4名でお邪魔する予定です。
(神奈川新聞記者)
では、JAXAと相模原市の2者で訪問団は行かれるということですね。
(市長)
そうですね、はい。
(神奈川新聞記者)
藤本所長からの助言もあってというお話だったと思うのですけれども、具体的には、どういうご助言があってというか、こういうところを見たほうがいいとか、こういう関係を結んだほうがいいとか。
(市長)
そうですね。6月19日に藤本所長から、「オーストラリア訪問に伴う市長のご同行について」ということで依頼文を頂いていまして、それを見ますと、JAXAでは、地球観測や宇宙科学探査、はやぶさ、はやぶさ2のカプセル回収、それから気球実験などを行ってきて、オーストラリアと非常に協力関係があるということで、JAXAはオーストラリア宇宙庁とも非常に連携が深いということで、今回はアデレード市長にも面会できるということになりましたし、それから、まだ確定はしていないのですが、オーストラリア宇宙庁の長官とも、今、面会の調整に入っているところでありまして、そのほか、向こうの宇宙関連企業の集積場所が2カ所ほどあるということで、そういった先方のいわゆる、うちでいうとロボット産業特区でありますから、市内中小企業にたくさん誇れる企業があるのですが、オーストラリアのアデレード市にある宇宙関連の企業を視察させていただく予定です。
(神奈川新聞記者)
この訪問を機に、今後、どういう連携だったりとか、具体的な展開があり得ると考えていらっしゃるのですか。
(市長)
そうですね、今後の展開は、これから初めの一歩ですから、どういう形になっていくか分かりませんが、以前から藤本所長から、非常にオーストラリア・アデレードが熱いという話をじきじきに何度も聞いていたものですから、関心は持っていたのですよね。それで日豪の友好締結が50周年なのかな、そういったことも記念する年でもありますし、私たちもJAXAを誇りに思う自治体として、やはり宇宙庁があるアデレード市とも、今後いろいろな形で連携ができていけばいいなと思っていますので、今回の訪問も、オーストラリア大使館にご相談をさせていただいて、扉をアデレードに開いていただいたり、また、JAXAのパイプを使ってアデレード市と連携を取ってみたりしていますので。実際に友好都市の関係でいうと、日本の中にも1市あるようでありまして、ですから、ちょっとどういう形になるかはまた別としても、私たちも、まずはJAXAの関連で、そういった意味では、友好都市となれば、国際課が本来随行していくのですが、今回はシビックプライド担当部長が担当して随行しますから、まずは国際交流というか、JAXAの関連での宇宙の関係をこれから築いていきたいなと思っていますので、今回の目的は、まずはJAXAさんが進めてくれている、まずアデレード市との顔合わせをして、宇宙庁と対話をしていき、そして、推進企業を視察させていただくということで、現地3日間なものですから、かなりタイトな日程で行ってまいりますので、そういった中では、まず初めの一歩なので、シビックプライド担当部長が行くということは、まずは本市としてもシティプロモーション的なものも考えながら、そして、JAXAの応援団をちょうどシビックプライド担当部長のところで担当していますから、そういった意味では、まず今回、宇宙をテーマに行ってきたいなと思っております。
津久井やまゆり園事件について
(神奈川新聞記者)
やまゆり園事件について、ご所感を伺いたいなと思うのですけれども、26日で10年になるということで、障害者への差別に基づく、非常に社会を震撼させた事件だったと思うのですけれども、市長としては、10年たって改めて、どんなことが問われた事件だったなと考えていらっしゃいますか。
(市長)
はい。そうですね、昨日もやまゆりの日という形で、共生社会実現に向けた取組がやまゆり園で行われまして、私も参加をさせていただきました。また、明日は神奈川県と社会福祉法人かながわ共同会と本市との共催で追悼事業が行われます。そして、26日当日にはやまゆり園の献花に伺う予定でありまして、ここには知事もいらっしゃると伺っていますが、この10年振り返ってまいりますと、私、10年前は違う仕事をしていました。当時を思い出すと、やはり、あり得ないというか、本当にこの事件が起こったのかなという、日本の治安を考える中で、いや、こんなことが起こり得るのかということを本当に疑ってしまいまして、当時、テレビを見たり、それからラジオとか、新聞とか、いろいろなものを見直してしまうぐらい、本当にこれ事実なのかと思ったぐらいの衝撃がありました。あの事件から10年がたとうとしていますから、本市といたしましても、人権尊重のまちづくり条例を令和6年4月に施行したり、ここで初めて「障害」というキーワードも入れさせてもらいましたし、また、今は共にささえあいサポーター、「共サポ」を6月16日から若松小学校でキックオフを行いまして、現在、1,600人ぐらいの受講者がいます。今後、やはり共生社会、障害がある方も、ない方も、全ての皆さんが自分らしく生きていける、そういう社会をつくっていかなければいけないと思っていますし、また、やはり神奈川県もお話しされているし、永井園長も言われていましたけれども、地域移行を目指す形の中で、まだまだハードルが高い部分があると思いますし、やはり障害に対する理解と、それから差別がない社会というものをしっかりつくっていかなければいけないと思いますので、本当に、あとは障害者雇用なども積極的に進めていかなければいけないと思います。本市においても、(市職員の)障害者雇用は、令和元年は残念ながら県内33市町村でビリでありまして、非常に恥ずかしい数字でした。そこを職員の皆さんが理解をしていただき、頑張っていただき、市長部局では今、目標に達していますし、教育委員会もかなり近づいてまいりましたので、合算して、かなりいい数字にはなってきたと思います。そして、民間の企業もたしか2.7パーセントになったのですかね。そういった中で、やはり、少しずつかもしれませんが、障害に対する理解、そして差別のない社会というのは広まりつつあると思うのですけれども、しかしながら、これは止めてはならない話でありますので、引き続き私たちも共サポ(共にささえあいサポーター)など、やはり障害のある方々への理解を示しながら学び、そして、私たちに何ができるのか。昨日もやまゆりの日でお話しさせてもらったのは、例えば、市役所前の信号機で視覚障害の方が白杖を持ってお困りになっている、盲導犬と一緒にお困りになっているときに、「何かありましたか、お手伝いしましょうか」とか、「手をつないで渡りましょうか」とか、そういったことが普通に声かけができる社会というのをつくっていきたいと思っていますので、そういった中では、共サポ(共にささえあいサポーター)という、この10年間で7万人のサポーター養成をしていくので、一日も早く、10年たたずに7万人に達するように、もっと広く、相模原からまた逆に全国にこの共サポ(共にささえあいサポーター)の活動が広がっていくことが必要だなと思っていますので、事件があった地の行政として、やはり、共サポ(共にささえあいサポーター)をはじめ、障害者理解、差別のない社会というのをしっかり発信し続けていくこと、そして72万人の皆様がまずはご理解いただけることをもっともっと発信をしていかなければいけないと思いますので、今日、御社の新聞(神奈川新聞)を読むと、永井園長が「10人にお一人は障害のある方がいらっしゃる」という書き方をされていました。ということは、私たち相模原市にも、もしかしたら、7万人近い方がいらっしゃるのかもしれません。そういった皆さんが外に出て、自分らしく、いろいろな人たちとお話ししたり、見たり、食べたり、そして楽しんだり、聴いたりできるような社会というものをしっかりつくっていきたいと思いますので、この事件があった自治体だからこそ、今後もより一層、共生社会の実現には力を入れていきたいと思っていますので、1つがこの共サポ(共にささえあいサポーター)から活動が全国に、では、隣の横浜市もやってみようかな、では、大田区もやってみようかなと広がっていくといいなと思います。そういう活動をこれからも、教職員を含めて8,000人の職員とともに、72万市民の皆さんにしっかり発信をしていき、私たちの活動が一助になればいいなと思っています。
(神奈川新聞記者)
今、事件を踏まえた取組として、共サポ(共にささえあいサポーター)だったり、あとは人権尊重のまちづくり条例というのを挙げられていましたけれども、特に人権尊重のまちづくり条例で障害者に対する差別的言動の拡散防止を規定していると思うのですけれども、条例制定後の実績とか効果みたいなものを教えていただけますか。
(市長)
私もよく相談室に行って、最近どうですかという話を聞くのですけれども、私のところには具体的にまだ上がってきていないのですが、担当で分かりますか。
(ダイバーシティ担当部長)
今お話のあった拡散防止、昨年度、1件、要請をさせていただいて、その後は特段、状況としてはないということになっております。普及啓発という点におきましては、今、市長がおっしゃったように取組を進めておりますので、引き続き注視をしながら、問題があるものについては取り上げながら対応していきたいと考えております。
(神奈川新聞記者)
削除要請というのはネットパトロールの件ということで。
(ダイバーシティ担当部長)
そうですね、はい。
(神奈川新聞記者)
2年弱ぐらいだと思うのですけれども、ネットパトロールを始められて。現状、削除要請しているのが1件ということで、例えば川崎とかだと削除要請600件以上になっていると思うのですけれども、非常に件数が少ないというか、実態として、ほとんどないという感じを受けるのですけれども、その点はいかがなのでしょうか。
(ダイバーシティ担当部長)
ネットパトロールしていまして、件数としては、いろいろ要件はあるのですけれども、条例で定めておりますピックアップするのに引っかかってくるものとしては1件ということになりますので、その辺りはきちんと管理をしながらやっておりますので、問題ないかと思っております。
(市長)
これは、今、ダイバーシティ担当部長が言ったように、条例に従ってやっていますから、多ければいいという話でもないし、なかなか難しいところですね。1件では少ないというお話もあるかもしれませんし。例えば条例ができて、そういったものが広がっていないということも考えられますので、もう少し様子見をちょっとしていきたいなと思っています。
市長の夏休み取得について
(神奈川新聞記者)
あとは別の質問で、夏休みについて伺いたいのですけれども、市長は夏休み取得は考えられているのか、日程とか、可能な範囲で決まっているものがあれば教えていただけますか。
(市長)
そうですね、1カ月に数回休んでいまして、外出という日はほぼお休みで、私的に自分の時間に使ったり、あとは政務で地域を回っていたりとかしていますので、夏休みというくくりでは、特に予定はないですね。通常の休みをとっている感じで、特に8月はちょっとイベントも多くて、なかなか休みづらいなというのがありまして、ただ、休みの日はいろいろ、釣りに行ったり、ゴルフに行ったりしていますので。
(神奈川新聞記者)
例年、まとまった形で夏休みという形では取られていないということですか。
(市長)
そうですね、あまり意識して取ったことはないですね。特に、私、市長になってすぐコロナ禍もありましたから、なかなか取りづらくて、その前は結構、旅行なんかもとって行っていたのですけど、最近ちょっと、そういった意味では旅行なんかも行かなくなっていますので、通常どおりの毎月程度のお休みですね。ただ、もう少し積極的に休みはとっていかなければいけないなと思いますので、できる限り休みをとって、リフレッシュしたいなと思います。
都市計画道路大西大通り線について
(毎日新聞記者)
市長、大西大通り線のことを伺います。今度の26日、それとまた水曜日(29日)も、市長は出席されないということですけれども、県の認可後の説明会があると思います。今回伺うのは、成田空港が拡張工事で土地収用法に基づく強制収用をするというのが出てきて、それを市長もニュースでお知りになっていると思うのですけれども、前回の市長が出席された説明で、言い回しはちょっと正確ではないかもしれませんけど、「51人の幸せのためには、49人の市民の方のお叱りを受けてでも、決断するべきことをしなくてはならない」というようなニュアンスのことをおっしゃって、私も聞きましたけど、ちょっと正確ではないかもしれませんけれども、「51」と「49」という言葉を使われて、出席された反対住民の方は、かなり衝撃を受けていたのですよね。そういう発言も踏まえたうえで、成田空港の土地強制収用の話も踏まえたうえで、改めて、大西大通り線に関しては、強制収用なんてことは考えていないと明言されるかどうか、伺いたいと思います。
(市長)
今回、都市計画法に基づく事業認可に伴う説明会を7月26日と29日の2日間行う予定でありまして、ここは庁内でも議論して、私も出るつもりではいましたけれども、庁内で議論した中で、今回は事務方でしっかり説明してまいりますということで、お願いをしております。その中で「51」、「49」という話をした例としては、市長になって、やはり私も県会議員、国会議員、そして衆議院議員の秘書も経験してきた中で、これまで、26歳で秘書になってから、約30年間、政治の世界で仕事をさせていただいていますけれども、やはり市長という立場は、加山前市長からもよくよく言われていたのですが、「県議会議員、国会議員を経験しても、やはり市長という仕事は全然違うぞ」という話を以前から言われていましたが、そのことを常々感じる毎日なのですね。やはり、これまで県議会議員、国会議員を経験したから市長になってきたのですが、ただ、やはり加山前市長の言葉が重いなと思うのは、私、今、自分で7年やってきて、例えば県議会議員、国会議員、市議会議員でもいいのですが、議員を経験してきた人が市長をやることが、これ、いいのかなと思うときもあるのですね。やはり経営なので、例えば民間の企業の方がやったっていいのだろうなと思うこともあるし、私は、(市長に)なる前までは、やはり政治家がやるべきだろうと思っていましたが、あまりにもギャップの違いがあるので、政治をやってきて、それぞれ神奈川県や国に対して若干のパイプはあるにしても、やはり判断という意味では、政治家として経験してきたことと市長というのは非常に重みが違うので、その中で、時には市民の皆様から反対をいただくお声が大きいものに対しても、やはり未来を見据えた中で、今でなくて未来を考えたときに、判断をしなければいけないという立場で、決断をしなければいけない立場にいるのだなと思いますから、今を考えれば、例えば行財政構造改革もそうだったし、その中に、例えば南市民ホールの廃止、市体育館の廃止とか、重度障害の医療費助成の見直しとか、様々な政策的な判断をしなければいけないところがあります。これはやはり判断、決断しないと、ずるずると延びるだけであって、私も、例えば3期目出れば、来年4月に選挙があるわけですね。選挙だけ意識すると、やはり、改革は何もできないと思います、全部先送りになってしまうのですね。でも、私はやはり、何度もあちこちで言っていますが、私の任期は1期4年、この4年間でいかにどう仕上げるかが勝負でありまして、職員の皆さんは40年の、いわゆる職員としての歴史というか、経験を重ねていくわけでありますから、ちょっとスピード感が違うところはあるかもしれませんけれども、ただ、そういった中で、やはり任期中に、なるべく私は先送りせずに、決めづらいことも決めていこうと思って、この7年間、職員の皆さんの手を借りて、お力を借りながら、そして、市民の皆さんと対話をしながら、議会のご議決もいただきながら、判断をしてまいりました。その中で、大西大通り線というのは非常に、今回、120戸、109棟の方々が対象となる、大変、その方々には、生活がかかった、人生をかけておうちを買っていらっしゃるわけですから、そういった中で、本当に重い決断だと思っています。私としては、これからも、今回の説明会2日間は行きませんが、市民対話からは決して逃げるつもりはないし、どちらかというと、自分の特性としても、市民対話は職員任せではなくて、現地・現場に出ていきたいと思っているのですね。やはり職員が私の知らないところで、市民の皆様から、市長には言いづらいけれども、市民の皆さんは、やはり職員の皆さんには、がんがん本音でぶつかっていると思うのですね。ですから、そこを職員任せにはできないなと思っていますので、私も一緒になって、叱られるときは叱られ、そして、ご意見いただくところはご意見をいただかなければいけないと思っていますから、ですから、これからも一緒に取組は進めていきたいと思っています。ただ、今回はちょっと出ませんが、そうした中で、(土地収用法による)行政代執行とかのことをお話しされていると思うのですが、これまでも令和2年か3年だったと思いますが、これも何度か言いましたが、たしか、道路5本ぐらいあったのですよ。それを全部、行政代執行(を見据えた検討)をやるという話があったときに、「対話をしたのですか」と担当者に聞いたのですね。そのときに、「行ったのだけれどもいなかったから」、「電話を何十回としたけど出なかったから」とか、「足跡残しましたか」と言ったら、残していないのですね。それでは相手に伝わらないのではないかということで、行政代執行をやる前に、まずは対話をしっかりやっていこうよということで、そこを1回、会議で流してしまったのですね、5本の道路。そのうち、今2本ぐらい、たしか行政代執行せずに、職員の努力によって着地点が見いだされ、そして今、私たちの望む方向にいっています。まだ2、3本の道路に関しては、まだ継続中のものがあると思うのですが、そういった中で、行政代執行をやろうという気持ちは、もともと、それはありません。しかしながら、最終、最後に、寄り添った中でもどうしてもというときは、やはりそこは決断しなければいけないこともあるのかもしれませんが、ただ、現段階で、やるという気持ちはありません。これからも引き続き、代替地の関係に関しては、積極的に、そして、主体的に、市としても、私が市長になる前は、加山前市長に橋本2丁目の19軒ぐらいの移転のときに、リニアの駅ができて、ご相談があったので申し上げたときは、市としては、残念ながら、代替地は見つけないし、自分で見つけてもらわなければいけないということだし、国会議員の立場で教えてもらって、結構、行政としては冷たいというか、なかなか難しいのだなと。私も市長になってから、同じように加山前市長が言ったことを職員から言われて、そうか、なかなか、そういった代替地を見つけられないのか、ちょっと残念だなと思っていたのですが、しかし、やはり大西大通り線の関係者や、そして地権者の皆さんからもお声をいただく中で、職員もやはり動かされますよね、人間ですから。その動かされた中で、昨年、不動産三団体との協定を結んで、そして、そこで地権者の皆さんが代替地の相談がいただけるような、まず1カ所、ワンステップ上がりましたよね。ツーステップ上がったのは、今度は、やはり市自らが代替地を国有地や県有地や市有地、民地を含めて探し求めて、寄り添った対応をしていきたいということで、ステップが上がってきました。ですからそういった意味では、行政代執行をするのではなくて、引き続き、地権者の皆さんや関係者の皆さんに寄り添いながら、対話をしながら、取組を進めてまいりたいと思っていますので、現段階で行政代執行は頭にはありません。以上です。
(毎日新聞記者)
成田のニュースを知られて、何かご心境の変化があったのかなということで、ちょっと伺ったという次第です。
(市長)
はい、ありがとうございます。
- 質疑応答中の重複した言葉づかいや明らかな言い直しなどは、整理した上で掲載しています。
- 質疑応答中の市長回答【 】の部分は広報課で修正しています。
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