セルフ式ガソリンスタンドでの給油中の吹きこぼれにご注意ください
ドライバーが自ら自動車に給油を行う「セルフ式ガソリンスタンド」は、給油方法が簡単で便利なことから、その数は年々増加し、多くのドライバーに利用されています。
近年、このセルフ式ガソリンスタンドにおいて、給油中のガソリンの吹きこぼれ事故が多く発生しています。
ガソリンは、気温がマイナス40度でも気化して可燃性の蒸気となる危険物です。給油中にガソリンがこぼれた場合、静電気火花のような小さな火源でも引火する危険性があることから、安全で適切な給油作業を行うことが必要です。
吹きこぼれの原因と対策
セルフ式ガソリンスタンドの給油ノズルには、給油が自動的に止まるよう「オートストップ機構」が備えられていますが、「給油ノズルを給油口の奥まで差し込んでいない状態での給油」や「少流量での給油」、「満量停止後の継ぎ足し給油」により、オートストップ機構が作動せずガソリンが吹きこぼれる場合があります。
給油時は、「給油ノズルを給油口の止まるところまで確実に差し込み」、「給油ノズルレバーを止まるところまで確実に引き」、「自動的に給油が止まったらそれ以上の給油はしない」ようにしましょう。
また、「よそ見」が原因による吹きこぼれ事故も発生していますので、給油中は常に注意を払ってください。
万が一、ガソリンが吹きこぼれた場合は、直ちに従業員に知らせ、エンジンは絶対に始動させないでください。
※給油開始後、早期にオートストップ機構が作動して給油ができない場合は、給油方法についてセルフ式ガソリンスタンドの従業員に相談してください。
セルフ式ガソリンスタンドでの注意点
- 給油中はエンジンを停止する
- 車の扉、窓を閉める
- ガソリンスタンド内は火気厳禁
- 静電気除去装置(シート)に触れる
- 給油作業は一人で行う
- 給油中はその場を離れない
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