第14回「消防サイト人物紹介」インタビュー!! この人に聞いてみたい
相模原市消防局のゲンキな女性 Vo.1 野口 深雪さん
平成4年に採用され、今年で消防人生27年目を迎える野口さん。
相模原市初の女性消防吏員として、これまで経験された現場も多岐にわたります。
2年前には管理職にも昇任し、現在は「消防庁女性消防吏員活躍推進アドバイザー」(下記さがみんのことば参照)としても活躍しています。そんな頼りがいのある野口さんに、採用6年目の佐々木さんがインタビューします。
消防士さんにあこがれて…
佐々木副主任(以下、佐々木):この仕事を目指したきっかけを教えてください。
野口主幹(以下、野口):消防士さんに憧れたことが一番の理由です。人を助けることができる素晴らしい仕事だと思いました。もともとバレーボールをやっていて、チームで成果を出すことの楽しさを知っていたので、部隊が協力して仕事をする消防に惹かれました。
佐々木:なぜ相模原消防を選んだのですか。
野口:私は相模原で生まれて、子どものころから地域の皆さんに見守られて大きくなったので、地元に恩返しがしたいと思いました。
絶対になりたかった消防隊!!
佐々木:入って一番苦労したことは何ですか。またどうやってそれを乗り越えたのか教えてください。
野口:私が入局した平成4年当時は、法が整備されておらず、まだ女性が隊員として現場に出ることができませんでした。絶対に消防隊員になりたかったので、大型自動車免許や毒劇物取扱者などの資格を取得し、筋トレやランニングで体力をつけ、いつでも現場に出られるように備えました。
相模原消防は、職員の希望や適正を見極め、チャレンジさせてくれる組織!!
佐々木:相模原消防の好きなところを教えてください。
野口:チャレンジさせてくれるところです。職員の希望や適性を見極め、挑戦する機会を与えてくれる組織だと思います。私は平成18年に相模原市の女性として初めて消防隊員になりましたが、全国的にみても早かったんですよ。
佐々木:今では女性が消防や救急など現場で活動していますが、ここに至るまでは先輩方がチャレンジして切り開いてくださったからなんですね。では逆に相模原消防の課題と感じていることはありますか。
野口:消防局では、女性消防士の積極的な採用に努めていますが、まだまだ女性職員が必要だと思います。
佐々木:女性消防吏員を増やすことの意義をどのようにお考えですか。
野口:女性を含め、様々な経験を積んでいる職員が働くことによって、子どもや高齢者、災害時に支援が必要な方など、多様な市民への対応力が向上すると思います。実際に介護を経験した消防士が自分の経験を活かし現場で活動したり、佐々木さんのように出産して職場復帰した消防士も日勤、当直、いろいろな職場で力を発揮しています。
そのような多様な人材がチームを組むことにより、市民の皆さんに喜んでいただけることも多いんです。私たちは、それをやりがいに感じています。
野口さんのリフレッシュ法
佐々木:プライベートについて、趣味などお聞かせください。
野口:野鳥観察が趣味です。森のなかで鳥の声を聴いて、観察していると心から癒されます。相模原市は緑が多いので、休日には公園に行って野鳥を探し、リフレッシュしています。
消防を目指す方へメッセージ
佐々木:最後に消防を目指す方へエールをお願いします
野口:消防は素晴らしく、とてもやりがいのある仕事です。様々な現場を経験する中で、自分が成長していける職業だと思います。特に女性の方は、不安を感じるかもしれませんが、佐々木さんのように、子育てをしながらいきいきと働いている先輩もたくさんいます。
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