あれから10年・・住警器の点検していますか
私たち消防士は、日頃から災害に備え訓練をしていますが、火災を予防するため「立入検査」も行っています。
立入検査とは、マンションや倉庫など火災が発生する可能性のある対象物に伺い、消火器や自動火災報知設備、誘導灯などの消防用設備等の維持管理状況やガソリンなど危険物の貯蔵取扱いについて確認し、必要があれば関係者に指導し是正を促すことを言います。
立入検査の際には、防火対策の普及啓発も併せて行います。
今回は、住宅用火災警報器の作動点検について啓発を行いました。
住宅用火災警報器は、天井や壁に設置し、火災発生時に煙又は、熱を感知し、警報音により火災の発生を知らせる機器で、全ての住宅に取り付ける事が義務化されています。火災が起きた時、いち早く気付くことが重要となり、秦功事例も数多くあります。
いざという時に作動するよう定期的な作動点検をお願いしています。
さらに、新築住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられてから10年が経過しました。設置から10年以上経過している場合は、電池切れや本体内部の電子部品の劣化により火災を感知しなくなることが考えられるため、本体の交換を推奨しています。
なお、国において、住宅用火災警報器の維持管理に関する調査を実施した際、作動確認を行った世帯の約2%で住宅用火災警報器の電池切れや故障が確認されました。
本体の交換等、適切な対応をしていただくためにも、定期的な作動確認をお願いします。
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