新型コロナウイルス感染症とは(予防、感染対策)
感染経路
主な感染経路は、患者の咳やくしゃみ、会話などの時に排出されるウイルスを含む飛沫、またはエアロゾルと呼ばれるさらに小さな水分を含んだ状態の粒子を吸い込むことによる「飛沫感染」や「エアロゾル感染」です。ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」でも感染します。
- 閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話する場合には、咳やくしゃみ等の症状がなくても、感染を拡大させるリスクがあります。
- 密閉空間(換気の悪い場所)、密集場所(多くの人が密集している)、密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)という3つの条件が重なる場では、感染を拡大させるリスクが高くなります。
症状
- 主な症状は、発熱や咳、頭痛、のどの痛み、強いだるさ(倦怠感)などです。
- 変異株によって変化がありますが、最新の情報によれば、潜伏期間は、2~7日間(中央値2~3日)です。感染性のあるウイルスを排出している期間は、発症前から発症後5~10日です。
- 軽症の場合は、発症後1週間以内に症状は軽快することが多いため、自宅療養が可能です。
- 高齢者や基礎疾患(呼吸器疾患、心疾患、腎臓病など)がある場合、妊婦などは重症化するリスクがあり、重症化すると入院での治療が必要な場合もあるためかかりつけ医に相談してください。
- ウイルスの変異により、症状の程度、感染力などが変わります。また、再感染する可能性もあります。
- 症状回復後、一部の人には咳、倦怠感、嗅覚・味覚障害、ブレインフォグなどの罹患後症状が残ることがあります。
予防対策
- 手洗いや咳エチケット等の基本的な感染対策を実施しましょう。
- マスクの着用は個人の判断に委ねられますが、医療機関や、流行期に混雑した場所に行く場合など、マスクの着用が効果的な場合については着用をおすすめします。
- 高齢者や、妊婦、基礎疾患のある方など重症化リスクが高い方が流行期に混雑した場所に行く時は、マスクの着用が効果的です。
- 換気を行って密閉空間を作らないようにしましょう。
- 風邪症状がある時は外出を控えましょう。
- 体調不良時にそなえて、ワクチン接種や抗原検査キットなどを準備しておきましょう。
※感染予防対策の普及啓発を目的としたアイコンを作成しました。イベント開催時等に作成するチラシ・リーフレットに掲載するなど、ご自由にお使いください。
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