中国で発生している鳥インフルエンザA(H7N9)について
鳥インフルエンザA(H7N9)とは、平成25年3月末から中国で報告されている、A型インフルエンザウイルス(H7N9亜型)によるヒトへの感染症のことです。
現在のところ、ヒトからヒトへの持続的に感染した事例は確認されていません。
これまでのところ、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスに感染した患者は日本国内では見つかっていません。
感染症対策としては、平成26年11月21日に鳥インフルエンザA(H7N9)が2類感染症として定められ、国内で患者が発生した場合や、ヒトからヒトへ持続的に感染することとなった場合の迅速な情報把握及び対応を可能とするための対策が図られています。
最新の情報につきましては、こちらをご覧ください。
感染予防について
現時点では、感染源と感染経路の両方が不確定ですが、鳥インフルエンザA(H7N9)だけでなく、多くの感染症を予防するためには、食材の取扱いや手洗いを始めとした衛生に気をつけるという基本的な習慣が不可欠です。
- 食品を扱う前後およびその間、食事の前、トイレの後、動物やその排泄物に触れた後、手が汚れているときなど、頻繁に手洗いを行いましょう。
- 咳やくしゃみをする際には、口や鼻をハンカチやティッシュで覆うなど咳エチケットを守りましょう。
- 鳥インフルエンザウイルスが存在する可能性のある場所では、ウイルスのついた手指から鼻・口・結膜などにウイルスが付着するのを防ぐため、手足の衛生(手洗いとアルコール消毒剤の使用等)は非常に重要です。
中国への旅行者等の皆様へ
渡航先では不用意に動物に近寄らないようにし、積極的に手洗いをしましょう。
中国からの帰国者、旅行者等の皆様へ
検疫所で配布された注意喚起カード(健康カード)により、入国後10日間、健康状態に留意し、次のように行動してください。
マスクの着用
咳などの症状がある場合には、マスクを着用ください。
健康状態の確認
- 毎日の体温測定による発熱の有無
- 激しい咳や呼吸が苦しくなるなどの呼吸器症状の有無
体調が悪くなった時の対応
- 38度以上の発熱や咳などインフルエンザ様の症状が出て、医療機関を受診する際には、「中国に滞在していた」ことを伝え、かかりつけ医等受診してください。
※検疫所において、「健康監視対象者用指示書」を受けた方で、体温が38度以上になったり、激しい咳が出たり、呼吸が苦しくなったら、ただちに「健康監視対象者用指示書」に記載のある検疫所に連絡し、検疫所の指示に従ってください。
医療機関の皆様へ
38度以上の発熱及び急性呼吸器症状があり、症状や所見、渡航歴、接触歴等から鳥インフルエンザA(H7N9)が疑われる方が受診した場合には、保健所疾病対策課にご連絡ください。
関連情報
- 厚生労働省(鳥インフルエンザA(H7N9)専用サイト)(外部リンク)
- 国立感染症研究所(鳥インフルエンザA(H7N9))(外部リンク)
- 厚生労働省検疫所(外部リンク)
- 外務省海外安全ホームページ(外部リンク)
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