4.神原家住宅長屋門(かんばらけじゅうたくながやもん)
- 種別
国登録有形文化財(建造物) - 登録年月日
平成18年10月18日 - 所在
緑区牧野4204
内容
神原家の長屋門は、桁行9間(約16.4メートル)・梁行2間(約3.6メートル)の入母屋造の木造平屋一部2階建て、鉄板葺の建物です。中央3間(約5.4メートル)を通路とし、その両脇に部屋が設けられています。増築や部屋の改造がなされていますが、門構えを中心とする通路部分や軒・小屋組は江戸後期建築当初の形式を残しています。
神原家は、『新編相模国風土記稿』に屋敷図が描かれている旧家です。旧主屋は昭和27(1952)年に取り壊されましたが、この長屋門はかつての神原家の豪壮な屋敷構えを伝える建築遺構として、貴重な存在です。
参考文献
藤野町教育委員会 1997 『ふじの文化財探訪』
藤野町教育委員会 1980 『ふじ乃町の古民家』
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