相模原駅北口地区のまちづくり
概要
相模原駅北口地区のまちづくりは、駅周辺地区全体の今後の発展の起爆剤としての役割が期待されていることから、優先的に整備を行うこととしています。
平成28年に策定した「市広域交流拠点整備計画」では、広域から人を呼び込み、にぎわいあふれる地区となるよう、広域商業機能や国際コンベンション施設、オフィスや行政機能などを想定していました。
しかしながら、社会情勢の変化やこれまでの調査結果における課題もあり、具体的な導入施設等の決定には至りませんでした。
このため、広域交流拠点整備計画の基本的な考え方は踏襲しつつ、市民や民間企業の意見を幅広く伺いながら、改めて本地区に求められる役割や将来像を検討し、令和2年5月に「相模原駅北口地区まちづくりコンセプト」を、令和4年5月に「相模原駅北口地区土地利用方針」を策定しました。
その後、令和4年7月から、学識経験者や民間事業者、市民を構成員とした「相模原駅北口地区土地利用計画検討会議」を立ち上げ、脱炭素型まちづくりといった昨今の社会潮流を取り入れながら検討を進め、令和6年7月から実施した民間提案募集の提案内容も参考としながら、本地区での実現可能性も精査したうえで、導入機能の考え方等を整理し、令和7年5月に策定した「相模原駅北口地区土地利用計画骨子」を基に、「相模原駅北口地区土地利用計画」を令和7年8月に策定しました。
今後は、土地所有者である国に本計画を提出の上、本計画に沿った土地の処分及び土地利用が図られるよう、必要な基盤整備と並行して用途地域、地区計画などを含む都市計画決定に向けて、国を含めた関係機関との協議を進めます。
検討の経過
平成26年9月 相模総合補給廠の一部である約17ヘクタールが国へ返還
平成27年7月 都市再生緊急整備地域の指定
平成28年8月 相模原市広域交流拠点整備計画の策定
令和2年5月 相模原駅北口地区まちづくりコンセプトの策定
令和4年5月 相模原駅北口地区土地利用方針の策定
令和4年7月 相模原駅北口地区土地利用計画検討会議を設置し、土地利用計画の検討を開始
令和5年3月 相模原駅北口地区土地利用計画の方向性の公表
令和6年7月 相模原駅北口地区土地利用計画に係る民間提案募集の実施
令和7年5月 相模原駅北口地区土地利用計画骨子の策定
令和7年8月 相模原駅北口地区土地利用計画の策定
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