公共下水道(合流式下水道)の改善
相模原市の公共下水道は、昭和42年からJR相模原駅周辺を中心に「汚水」と「雨水」をひとつの下水道管で流す「合流式」として整備に着手しました。その後、昭和44年に相模川流域下水道事業が計画されたことにより、昭和47年に「汚水」と「雨水」を別々の下水道管に流す「分流式」へ計画を変更しました。
「分流式」に変更するまでの間に整備した合流式の下水道区域(約393ha)について、公共用水域の水質保全と公衆衛生の向上を目的に、平成11年から「分流化への改善事業」に着手しました。
合流式下水道の状況
合流式下水道の問題点
- 家庭からの汚水と道路の雨水が同じ下水管につながっているため、道路面に悪臭が出てくることがあります。
- 一定量を超える降雨時には、雨水と混ざった未処理汚水がそのまま河川へ放流され、河川や周辺環境に多大な影響をおよぼします。
- ゲリラ豪雨など局地的な大雨の際に道路冠水した場合、汚水混じりの雨水が道路上にあふれ出ることがあります。
- 本来処理する必要のない大雨が処理場へ流れ込むことで処理の負担が増大します。
分流化の整備手法(2ヵ年に分けて工事を実施します)
分流化の整備は2ヵ年に分けて実施します。1年目は汚水管の整備のみを行い(各家庭からの排水を止めないようにするため)、2年目に各家庭の汚水ますの切替を行います。2ヵ年に分けて整備を行うため、市民の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いします。
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下水道整備課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所第1別館2階
電話:042-704-8907(雨水整備班)
電話:042-707-7052(汚水整備班)
ファクス:042-754-1068
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