河川の整備
一級河川道保川
道保川は上溝地区の丸崎付近に源を発し、横山丘陵の斜面樹林に沿って流れながら、下溝地区で鳩川と合流する延長約3.7kmの自然環境豊かな河川です。
昭和54年4月、鳩川合流点から古山暗渠までの約2.5km区間が一級河川に指定された後、神奈川県との協定により都市基盤河川改修事業として市が改修を実施することとなり、平成元年には建設省から「ふるさとの川モデル河川」の指定を受けています。平成4年には、この指定に基づき策定した「ふるさとの川整備計画」(県道52号(相模原町田)の県道暗渠から鳩川合流点までの約1.4km区間)が認定され、平成12年度に最下流部の泉橋架け替えを含む護岸改修に着手し、現在、良好な水辺空間の形成を図るとともに、動植物の生息環境に配慮した多自然川づくりによる改修事業を進めています。
準用河川鳩川
鳩川は、川尻付近に源を発し、上九沢、上溝地区等を経て、下溝地区で姥川、道保川と合流し、また、中流の磯部付近で鳩川分水路、鳩川隧道分水路によって上流域の水を相模川へ放流しています。
千年橋上流端から相模川合流点までは、一級河川として県が管理し、内出橋下流端から千年橋上流端までは準用河川(昭和53年10月指定)として市が管理しています。
姥川合流点から国道129号バイパス交点までの区間を県が砂防指定地に指定し、このうち準用河川区間を含む姥川合流点から西之根橋の区間では県の砂防事業による暫定改修が行われています。
また、県管理区間のうち鳩川分水路から姥川合流点までの約1.4km区間は、神奈川県との協定に基づき都市基盤河川改修事業として市が改修を実施し、平成13年度に完了しています。準用河川区間のうち西之根橋から上流については、昭和54年度に市が事業着手し、橋りょう架け替えを含む河川改修を実施しており、現在、西内出橋下流部において改修事業を進めています。
準用河川八瀬川
八瀬川は、田名地区の堀之内に源を発し、相模川へ合流する自然環境豊かな河川です。
昭和56年には県道52号(相模原町田)から相模川合流点までの約1.5km区間を、昭和63年には、県道52号(相模原町田)から相模川第9雨水幹線分派点までの約3.5km区間を準用河川に指定し、現在、県道52号(相模原町田)の上下流において、治水と河川環境とを整合させた改修事業を進めています。
準用河川姥川
姥川は、中央区上溝1丁目を上流端とし、横山丘陵の山際を流れ、下溝地内の天応院付近で鳩川と合流する延長約6.5kmの河川です。平成17年3月に都市下水路から準用河川への指定を行いました。
本河川は市中央部から北部にかけての浸水防止対策として計画され、昭和34年から昭和47年にかけて改修が行われました。昭和58年度からは、時間雨量51ミリに対応する再改修を行っており、現在、上溝の瀬戸橋上流部において改修事業を進めています。
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