街路樹の管理

ページ番号1004511 　最終更新日 平成30年1月12日

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街路樹は都市に自然の潤いと安らぎをもたらす空間であり、次のような様々な役割を担っています。

• 夏季には周辺の温度の上昇を緩和し、冬季には放射冷却を緩和する効果があります。
• 大気中の二酸化炭素や二酸化窒素などを吸収し、大気汚染の緩和に効果があります。
• 車道と歩道を分離することにより、車のヘッドライトを遮光したり、歩行者の乱横断を防止するなど交通事故から守ります。
• 火災の延焼や家屋の倒壊を防ぐなど防災に役立ちます。
• 通行車両に伴う騒音の遮音効果に役立ちます。
• 市街地の景観を快適にします。

このような役割を持つ街路樹ですが、成長に伴って枝が張り出し、信号機や道路標識の視認性が低下したり、枝が垂れ下がることなどにより道路交通に支障をきたすことがあるため、適正な管理に努めています。

樹種と本数

市内にはケヤキ、サクラ、イチョウ、ユリノキなど現在約1万3千本の街路樹（5m以上の高木）があります。

剪定

並木としての景観を整え、樹木全体に日照や通風を確保して健全な育成を図るとともに、信号機や道路標識を見やすくするため樹種に応じて定期的に枝を切り詰める作業（剪定）を行っています。

樹木の更新

幹の腐朽により倒木の危険がある樹木や信号機などの確認に支障となる樹木は、市民の皆様の安全を守るため、伐採し必要に応じて更新等を行っています。

道路の舗装面などの補修

樹木が育ってくると、地表に近い部分の根が太くなり、周囲の道路の舗装面や植栽帯の縁石などを持ち上げることがあるため、必要に応じて舗装等の修繕を行っています。

落ち葉の対応

秋から初冬には、落葉樹（ケヤキ、サクラなど）が紅葉し、四季を感じさせる風景となりますが、落ち葉が大量に落ち皆様のお庭や駐車場に吹きだまり、ご迷惑をおかけすることがあります。
お家の前の落ち葉清掃をして頂いている方や街美化アダプトの活動として落ち葉清掃をされている皆様が市内の各所で拝見でき大変ありがたく思っています。
市でも落ち葉清掃を行っていますが、多くの街路樹がありますので皆様のご協力が不可欠です。これからもよろしくお願いします。

お願い

市では定期的な道路パトロールや街路樹の点検作業を行っていますが、市民の皆様が折れかかった枝や信号機などを見にくくしている樹木を発見した場合は、所管の各土木事務所までご連絡くださるようお願いします。