さがみはら都市経営ビジョンの策定までの取組み
1 策定体制
さがみはら都市経営ビジョンの策定に当たっては、公募市民、学識経験者等で構成するさがみはら都市経営ビジョン策定委員会での検討を始め、シンポジウムの開催や市民アンケート調査・パブリックコメントの実施など、多くの市民の意見を反映できる体制を構築した。
2 全体の経過
経過表
- 平成15年度
- 行財政運営対策会議設置
市役所内部における検討(全10回)
行財政運営対策会議が平成15年度中の検討結果を「行財政運営対策会議報告書」に取りまとめて報告 - 平成16年5月27日
- 経営戦略会議を設置
- 平成16年6月23日
- さがみはら都市経営ビジョン策定委員会設置
- 平成16年7月14日
- 第2回さがみはら都市経営ビジョン策定委員会
- 平成16年8月10日から平成16年8月31日
- 公共サービスと暮らしの満足度に関する市民意識調査 実施
- 平成16年8月12日
- 第3回さがみはら都市経営ビジョン策定委員会
- 平成16年9月10日
- 第4回さがみはら都市経営ビジョン策定委員会
- 平成16年10月1日
- 第5回さがみはら都市経営ビジョン策定委員会
- 平成16年10月27日
- 第2回経営戦略会議
- 平成16年11月2日
- 第6回さがみはら都市経営ビジョン策定委員会
- 平成16年11月8日
- 第3回経営戦略会議
- 平成16年11月12日
- さがみはらの新しい都市経営シンポジウム 開催
- 平成16年11月16日
- 第4回経営戦略会議
- 平成16年11月22日
- 第2回さがみはらの新しい都市経営シンポジウム
- 平成16年11月25日
- 第3回さがみはらの新しい都市経営シンポジウム
- 平成16年11月26日
- 第7回さがみはら都市経営ビジョン策定委員会
- 平成16年12月10日
- 第8回さがみはら都市経営ビジョン策定委員会
- 平成16年12月21日
- 第9回さがみはら都市経営ビジョン策定委員会
- 平成17年1月11日
- 第10回さがみはら都市経営ビジョン策定委員会
- 平成17年1月13日
- さがみはら都市経営ビジョン策定委員会が市長に提言
「相模原市の都市経営に関する提言書」 - 平成17年2月9日
- 第5回経営戦略会議
- 平成17年2月23日から平成17年3月14日
- パブリックコメント実施
- 平成17年4月
- 「さがみはら都市経営ビジョン」「アクションプラン」策定
3 市民参加体制
(1) さがみはら都市経営ビジョン策定委員会
行政と市民や地域団体、企業など多様なまちづくりの担い手によって、協働と分権による都市経営を確立させるため、公募市民、学識経験者等で構成するさがみはら都市経営ビジョン策定委員会を設置し、将来を見据えた都市経営の在り方について10回にわたり検討を行い、平成17年1月13日に、市長に提言を行った。
策定委員会における主な検討内容
第1回 行財政運営対策会議報告書の概要
第2回 今後の都市経営の基本方向
第3回 市民サービスにおける負担と受益の関係、歳入・歳出構造
第4回 業務のIT化、業務のアウトソーシング
第5回 人事管理制度
第6回 パートナーシップの推進
第7回 顧客満足度向上を目指した行財政運営、都市内分権
第8回 全体のまとめ
第9回 全体のまとめ
第10回 提言書(案)
提言書
策定委員会委員名簿
- 辻 琢也 委員長 学識経験者(政策研究大学院大学 教授)
- 野中 保 副委員長 団体推薦(相模原市自治会連合会)
- 吉田 修一 委員 団体推薦(相模原商工会議所)
- 西本 敬 委員 団体推薦(相模原ボランティア協会)
- 赤柴美重子 委員 公募委員
- 津川 恒久 委員 公募委員
- 日原 一智 委員 公募委員
- 松田 宏 委員 公募委員
(2) さがみはらの新しい都市経営シンポジウム
本市のこれからの都市経営の在り方について市民の関心を高めるとともに、各回のテーマにおける専門家・ビジョン策定委員・市長によるパネルディスカッションや、来場者からの意見聴取を通じて、さがみはら都市経営ビジョンに反映することを目的として、シンポジウムを開催した。
第1回シンポジウム
- 日時
11月12日(金曜日)19時30分開始 21時30分終了 - 場所
市南合同庁舎講堂 - テーマ
市民とのパートナーシップ(市政運営への市民参加などについて) - 参加者数
83名 - パネリスト
斉藤 奈美(相模原いきごみ隊スタッフ)
野中 保(ビジョン策定委員)
小川 勇夫(相模原市長)
第2回シンポジウム
- 日時
11月22日(月曜日)19時30分開始 21時30分終了 - 場所
けやき会館大研修室 - テーマ
自治体の経営改革(顧客主義・成果主義など民間における経営手法の導入について) - 参加者数
101名 - パネリスト
小森 治(セントラル自動車株式会社取締役社長)
吉田 修一(ビジョン策定委員)
小川 勇夫(相模原市長)
第1回シンポジウム
- 日時
11月25日(木曜日)19時30分開始 21時30分終了 - 場所
橋本公民館大会議室 - テーマ
都市内分権(地域の課題を住民が主体となって解決できる仕組みについて) - 参加者数
56名 - パネリスト
木場田文夫(川崎市総合企画局政策部長)
日原 一智(ビジョン策定委員)
小川 勇夫(相模原市長)
(3) 公共サービスと暮らしの満足度に関する市民意識調査
公共サービスと暮らしの満足度に関する市民の意識、意見を的確に把握し、さがみはら都市経営ビジョンを策定するに当たっての基礎資料とすることを目的に調査を行った。
- 調査地域
相模原市全域 - 調査対象
相模原市在住の20歳以上の市民 - 標本数
3,000人 - 標本抽出
住民基本台帳からの無作為抽出 - 調査方法
郵送法(郵送配布─郵送回収) - 調査期間
平成16年8月10日から8月31日まで - 回収結果
有効回答数 995人(33.2パーセント)
(4) パブリックコメント
さがみはら都市経営ビジョンの趣旨・目的・内容について、広く市民等から意見及び情報を求め、これを都市経営ビジョンに反映させるために、パブリックコメントを実施した。
- 実施期間
平成17年2月23日から3月14日まで - 募集の周知
広報さがみはら(2月1日号で予告)、市ホームページ - 政策等(案)の配布場所
企画政策課、各出張所、各公民館、行政資料コーナー - 募集方法
直接持参、郵送、ファクス、Eメール - 意見提出状況
3人(9件) - 意見の内訳
- 新たな受益者負担の導入について 6件
ア 一般ごみ処理手数料の導入について 5件
イ 新たな受益者負担の導入に関する具体的な内容について 1件 - 業務の民間委託の推進について 1件
ア 一般ごみ収集業務の民間委託について 1件 - その他について 2件
ア パブリックコメントの実施方法について 1件
イ 相模線の複線化について 1件
合計 9件
- 新たな受益者負担の導入について 6件
4 庁内体制
(1) 経営戦略会議
助役・部長等を構成員として平成16年5月に設置した、本市の新しい都市経営に関する庁内検討会議で、全5回の会議を開催し、さがみはら都市経営ビジョン策定委員会からの提言を踏まえ、都市経営ビジョン及びアクションプランを策定した。
- 経営戦略会議における主な検討内容
第1回行財政運営の基本的な考え方 重点プログラムの検討体制
第2回重点プログラムの検討状況及びアクションプランについて
第3回重点プログラムの検討状況及びアクションプランについて
第4回重点プログラムの検討状況及びアクションプランについて
第5回さがみはら都市経営ビジョン及びアクションプランについて - 構成員
助役、部長、保健所長、議会事務局長、選挙管理委員会事務局長、監査委員事務局長、農業委員会事務局長、消防長、担当部長
行財政運営対策会議(平成15年度の取組み)
本市における行財政運営の課題等を整理し、中長期的な行財政改革の方向性について検討を行うため、各部の次長を中心として行財政運営対策会議を設置し、全10回の会議結果と全庁をあげての課題抽出・検討を行った結果を「行財政運営対策会議報告書」にまとめた。
主な取組み
- 中長期経営ビジョンプロジェクトチーム設置
- 公募職員44名による検討(検討期間11箇月)
- 全職員からのブレーンストーミングによる課題提案
- 各部における課題抽出
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