たった一度の転倒で寝たきりになることも~積雪や路面凍結に係る事故に注意~
高齢者の転倒事故
路面凍結や積雪により、冬場は転倒のリスクが高まります。特に高齢者にとって、転倒は大けがに繋がりやすく、若い時に比べると筋力の低下や反応が鈍くなり、尻もち位の軽い転倒でも骨折してしまいます。
若い時に比べ回復にも時間がかかるため、寝たきりや介護の必要な状態になってしまうこともあります。
寝たきり状態からの悪循環
転倒による骨折や打撲により、しばらく痛みで動けない状態が続きます、そうすると、筋力も落ち、再び歩くことが難しくなり、そのまま寝たきりとなってしまうケースもあります。
転倒を防ぐ3つのポイント
- 靴は滑りにくいものを選ぶ!
履物は靴底が滑りにくいゴム製の長靴やスノーシューズを履きましょう。 - 靴の裏全体で歩く!
靴の裏全体を路面につけて歩幅を小さくゆっくりと歩きましょう。 - 体はやや前傾に!
視線をやや下げ気味にし、足元を確認しながら歩くと体は自然に前傾になります。
前傾になることで、後ろへの転倒を防ぎ後頭部を守ります。
記事作成:津久井消防署警備課本署救急隊派出所 主査 因間 武蔵
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