Vol.1 「脱炭素」ってなんだろう?
近年、猛暑日の増加や、大型台風、豪雨による気象災害の頻発化といった気候変動による被害が大きな問題となっています。この気候変動は、人為的な影響による地球温暖化が原因であることは疑う余地はないとされています。地球温暖化を抑制するには、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量を削減する必要があります。
そこで、相模原市では、2020 年 9 月の「さがみはら気候非常事態宣言」において、「2050 年までに、二酸化炭素の排出量を全体としてゼロにする脱炭素社会の実現を目指す」ことを表明しました。「二酸化炭素の排出量を全体としてゼロにする」とは、二酸化炭素の「排出量」から、森林などによる「吸収量」を差し引いた値を実質的にゼロにすることを意味しており、このことを「脱炭素」といい、「ゼロカーボン」や「カーボンニュートラル」とも呼ばれます。
2050 年に二酸化炭素排出量の実質的ゼロを目指して取組むことを表明している自治体をゼロカーボンシティと言い、相模原市はゼロカーボンシティとして脱炭素社会の実現に向けた取組を進めてまいります。
日常生活や経済活動に伴って排出される二酸化炭素を減らすためにも、私たち一人ひとりが脱炭素社会実現に向けて取組むことが大切です。
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