第2回 セミ

ページ番号1012573  最終更新日 令和5年2月6日

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基本情報(きほんじょうほう)

セミの写真

  • 分類(ぶんるい) カメムシ目セミ科
  • 全長
    • アブラゼミ 最大(さいだい)6センチメートル
    • ミンミンゼミ 最大6センチメートル
    • ヒグラシ 最大5センチメートル
    • ツクツクボウシ 最大5センチメートル
    • クマゼミ 最大7センチメートル
    • ニイニイゼミ 最大4センチメートル
  • 生息地 森林や住宅(じゅうたく)地など

いきものクイズ!
写真にある6枚(まい)のセミの写真は、どれがなんのセミかわかるかな?

どんな虫?

セミは幼虫(ようちゅう)のあいだ、土の中でくらします。その長さは種類(しゅるい)によってちがいますが、2年から6年くらいと言われています。幼虫のあいだは、木の根から樹液(じゅえき)をすいます。成虫(せいちゅう)になるまえに土の中から地上に出てきて、木や草の上で脱皮(だっぴ)します。成虫になると、オスは大きな音で鳴きます。メスは鳴きません。成虫は木の幹(みき)に注射(ちゅうしゃ)のはりのような口をさしこんで、樹液をすいます。成虫になると、3週間くらいで死んでしまうと言われています。

鳴き声のひみつ

相模原市(さがみはらし)でみられるセミには、鳴き声が聞こえる時間がそれぞれ違(ちが)います。
相模原市自然環境監察員(しぜんかんきょうかんさついん)の人たちの調査(ちょうさ)によると、次のような結果(けっか)がでました。

アブラゼミ
鳴き声:ジリジリジリ
聞こえる時間:午前6時から午後6時ごろが多い
とくちょう:たくさんいて、見つけやすいです。

ミンミンゼミ
鳴き声:ミーンミンミンミン
聞こえる時間:午前6時から午後6時ごろが多い
とくちょう:たくさんいて、見つけやすいです。

ヒグラシ
鳴き声:カナカナカナ
聞こえる時間:午後4時から7時ごろが多い
とくちょう:夕方や、くもって暗くなっているときにに鳴くことが多いです。

ツクツクボウシ
鳴き声:ジー、ツクツクボーシ
聞こえる時間:午前6時から午後6時ごろが多い
とくちょう:たくさんいて、見つけやすいです。

クマゼミ
鳴き声:シャシャシャ、センセンセン
聞こえる時間:午前6時から9時ごろが多い
とくちょう:朝に鳴くことが多いです。もとは相模原市よりも西の地域(ちいき)にいたものが、この15年ぐらいで相模原市にやってきたといわれています。しかし、市内では抜(ぬ)けがらは確認(かくにん)されていません。

ニイニイゼミ
鳴き声:チー、ジー
聞こえる時間:午前6時から午後6時ごろが多い
とくちょう:梅雨(つゆ)の後半から短い間にみられ、夏になるとあまり見つけられません。

鳴き声を聞き分けるのは難(むずか)しいかもしれませんが、よく聞いてみましょう。

どこにいるの?

虫取りのイラスト

どのセミも、まんべんなく生息しています。特(とく)に木にとまっていることが多いので、神社や公園の木を探(さが)してみるといいかもしれません。そして、ヒグラシやクマゼミを探すときは時間にも注意しましょう。

いきものクイズの答え
上段(じょうだん):アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシ
下段(げだん):ニイニイゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ
の順(じゅん)でならんでいるよ。

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