令和3年度土砂災害対応合同訓練 相模原市消防局×東京消防庁
局地的な土砂災害の発生を想定し、東京消防庁と連携した訓練を実施しました。
土砂災害連携訓練
訓練内容:台風による豪雨で土砂崩れが発生し、倒壊した家屋内に閉じ込められた要救助者(助けを求めている人)を救出する訓練
傾斜警報監視装置とは?
土砂災害現場で救助隊員が二次災害に巻き込まれるのを防ぐため、土砂等の変異(傾斜)を検知して音と光で危険を知らせる装置。全国で初めて相模原市に導入された装置です。
重機操作訓練
訓練内容:重機操作の習熟を図る訓練
侵水域対応訓練
東京消防庁部隊が保有する水陸両用車を使用した浸水地走行訓練(本市の訓練参加なし)
水陸両用車とは?
全国の警察や消防で、豪雨災害時に孤立者の救助にあたる水陸両用車の活用が進んでいる。
近年の豪雨災害では市街地が冠水するケースも多く、水上走行で孤立した建物に迅速に近づける水陸両用車が力を発揮する。
福岡県九州豪雨では、1階部分が浸水した特別養護老人ホームに水上走行で接近し、上階に避難した人を救出している。
水陸両用車は2名の隊員で運用が可能であり、水上だけでなく、悪路においても走破性能が高い。
訓練を終えて
相模原市消防局:指揮隊、救助小隊、特車小隊
東京消防庁:即応対処部隊
総勢38名
これからも活動能力を高め、さまざまな災害に対応できるよう努めてまいります。
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