公園の点検及び清掃の中間報告(その1)について(平成23年10月26日~11月2日)
子ども関連施設の放射線対策の一環として、10月から公園において土ぼこりや雨水がたまりやすい場所等の清掃等を実施し、除去物及び清掃箇所等の空間放射線量の測定を行いました。
10月26日から11月2日までに終了した公園の点検作業の結果について報告します。
- 対象 15公園
- 清掃及び点検の実施期間 平成23年10月26日(水曜日)~11月2日(水曜日)
- 点検(測定)箇所及び除去物袋数 309箇所121袋
測定機器等
空間放射線量
- 使用機器 PA-1000 Radi(株式会社堀場製作所製)シンチレーション式
- 測定高さ 地表から5cm(0.19μSv/h(マイクロシーベルト/時間)以上の箇所は50cm、100cmも測定)
- 測定値 10秒毎に3回測定した平均値
- 測定項目 空間放射線量【単位:μSv/h】
放射能濃度
- 検査機器 GEM20P4-70(セイコー・イージーアンドジー株式会社製) ゲルマニウム半導体検出器
- 採取方法 堆積物等を体積2リットル以上を採取
- 測定項目 放射能濃度【単位:Bq/kg(ベクレル/キログラム)】 ヨウ素131、セシウム134、セシウム137
- 検出限界値 概ね25Bq/kg以下
- 検査機関 相模原市保健所衛生試験所
空間放射線量の点検(測定)結果
地上50cmで0.23μSv/hを超えた箇所 1公園 1箇所
公園名 | 測定場所 | 追加清掃前(μSv/h) | 追加清掃後(μSv/h) |
---|---|---|---|
横山公園 |
落ち葉集積場所 |
5cm:0.38 、 50cm:0.25 |
5cm:-、50cm:- |
- 清掃・除去等ができない場所のため、立ち入りを制限している。
- 当該場所の土壌調査は9月末のサンプル調査で実施済み。
地上5cmで0.23μSv/hを超えた箇所 8公園20箇所
除去物の点検(測定)結果
除去物の放射能濃度について、これまでより高い数値が確認されました。
表面の測定で0.80μSv/hを超えた除去物 2公園 6袋
公園名 | 採取場所及び検体 | 袋表面での放射線量(μSv/h) | 放射能濃度 (Bq/kg) |
---|---|---|---|
相模原麻溝公園動物広場 |
ふれあい動物舎雨水桝-1 土壌 |
1.48 |
19,500 |
相模原麻溝公園動物広場 |
ふれあい動物舎雨水桝-2 土壌 |
0.94 |
18,900 |
相模原麻溝公園動物広場 |
ふれあい動物舎雨水桝-3 土壌 |
0.92 |
18,000 |
淵野辺公園 |
相模原球場スタンド入口下-3 土壌 |
2.19 |
18,300 |
淵野辺公園 |
相模原球場スタンド入口下-4 土壌 |
1.27 |
10,900 |
淵野辺公園 |
相模原球場スタンド入口下-5 土壌 |
1.82 |
10,500 |
- 放射能濃度はセシウム134とセシウム137の合計値
- ヨウ素131は不検出(検出限界値未満)
(参考)市の基準では除去物の表面放射線量が0.80μSv/h以上のものは土壌検査(核種分析)を行うこととしているが、次の施設は、ふれあい動物舎雨水枡-1~3と一連の施設のため土壌の検査を実施した。
公園名 | 採取場所及び検体 | 袋表面での放射線量(μSv/h) | 放射能濃度 (Bq/kg) |
---|---|---|---|
相模原麻溝公園動物広場 |
ふれあい動物舎雨水桝-4 土壌 |
0.74 |
10,100 |
相模原麻溝公園動物広場 |
ふれあい動物舎雨水桝-5 土壌 |
0.58 |
7,560 |
表面の測定で0.23μSv/hを超えた除去物 5公園27袋
関連情報
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