家庭における節電対策
夏期における機器別の電気使用割合
- 夏期のピーク時(午後2時頃)の在宅世帯における消費電力のうち、その約半分をエアコンが占めています。また、エアコン・冷蔵庫・照明器具・テレビの4つの機器で、消費電力の8割以上を占めています。
- 消費電力が多い電化製品は、なるべく平日の日中を避けて使用することで、ピーク時の使用電力を効果的に削減することができます。
冬期における機器別の電気使用割合
- 暖房にエアコンを使用される家庭における消費電力のうち、約3割をエアコンが占めています。また、エアコン・照明器具・冷蔵庫・テレビの4つの機器で、消費電力の約6割を占めています。このほか、冬期には電気カーペットや電気こたつなど、消費電力が大きい電化製品が使用されます。
- 家庭における冬期の消費電力は、午後7~9時ごろにピークを迎えます。消費電力が多い電化製品は、夕方以降、気をつけて使いましょう。
節電対策のメニュー
夏バージョン
エアコンの控え過ぎによる熱中症などに気をつけて、無理のない範囲で節電に取り組みましょう。
機器 | 節電対策 | 削減率 |
---|---|---|
エアコン | 室温28℃を心がけましょう(設定温度を2℃上げた場合) | 10% |
エアコン | 「すだれ」「よしず」などで日差しを和らげましょう | 10% |
エアコン | 無理のない範囲でエアコンを消して扇風機を使いましょう | 50% |
冷蔵庫 | 設定を「強」から「中」に変え、扉を開ける時間をなるべく減らし、食品を詰め込まないようにしましょう | 2% |
照明 | 日中は不要な照明を消しましょう | 5% |
テレビ | 省エネモードに設定するとともに画面の輝度を下げ、必要なとき以外は消しましょう(使用時間を2/3に減らした場合) | 2% |
温水洗浄便座 | 温水のオフ機能やタイマー節電機能があればこれらを利用しましょう。これらの機能が無ければコンセントからプラグを抜きましょう | 1%未満 |
ジャー炊飯器 | 早朝にタイマー機能で1日分まとめて炊いて、冷蔵庫や冷凍庫に保存しましょう | 2% |
待機電力 |
|
2% |
電気ポット | お湯はガスコンロで沸かし、ポットの電源は切りましょう | ― |
洗濯機 | 容量の80%程度を目安にまとめ洗いをしましょう | ― |
パソコン |
|
― |
掃除機 | 紙パック式はこまめにパックを交換しましょう | ― |
ライフスタイル |
|
― |
出典:平成24年5月 経済産業省「夏季の節電メニュー(ご家庭の皆様)」
冬バージョン
無理のない範囲で節電に取り組みましょう。
機器 | 節電対策 | 削減率 |
---|---|---|
エアコン | 重ね着などをして、室温20℃を心がけましょう (設定温度を2度下げた場合) |
7% |
エアコン | 窓には厚手のカーテンを掛けましょう | 1% |
照明 | 不要な照明を出来るだけ減らしましょう | 4% |
テレビ | 省エネモードに設定するとともに画面の輝度を下げ、必要なとき以外は消しましょう(使用時間を2/3に減らした場合) | 2% |
冷蔵庫 | 設定を「弱」に変え、扉を開ける時間をなるべく減らし、食品を詰め込まないようにしましょう | 1% |
ジャー炊飯器 |
|
1% |
温水洗浄便座 (暖房便座) |
|
1%未満 |
待機電力 |
|
1% |
電気カーペット |
|
― |
電気こたつ | 上掛けなどを活用し、暖気を逃がさないようにしましょう | ― |
電気ポット | お湯はコンロで沸かし、ポットの電源は切りましょう | ― |
洗濯機 | 容量の80%程度を目安にまとめ洗いをしましょう | ― |
パソコン | 省電力設定を活用しましょう | ― |
掃除機 | 夕方のピーク時はモップやホウキを使ってみましょう | ― |
ライフスタイル | 夕方に電気製品の使用が重ならないよう、家事の段取りを組みましょう | ― |
出典:平成23年11月 経済産業省「冬期の節電メニュー(ご家庭の皆様)」
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