相模原市民ギャラリー アート・ワークショップ 「かげえのふしぎ」
子ども達に身近に芸術体験を楽しんでもらうプログラムとして、2012年10月13日に相模原市民ギャラリーでアート・ワークショップ「かげえのふしぎ」を開催いたしました。
「江戸時代のアニメーション」と言われる光と影を使って絵を写し出す「写し絵(うつしえ)」。昔そのままの映写機「風呂(ふろ)」を復元して「写し絵」の公演を行っている、中里和人氏(写真家・東京造形大学教授)、首藤幹夫氏(写真家・東京造形大学特任教授)、東京造形大学大学院Hachioji影絵プロジェクトの皆さんを講師としてお迎えし、9組の親子・計20人の参加者と共にワークショップを行いました。
まず「宇宙にいたら楽しいもの」というお題の元、プラスティックの板に不思議な宇宙人やお化け、きれいなお花など、各自、思い思いの絵を描いてもらいました。その後、中里氏から江戸時代に流行した「写し絵」のお話をお聞きし、参加者の絵を用いた「写し絵」の公演を鑑賞。闇に浮かび上がる美しい絵と不思議な音楽が混ざり合った幻想的な公演に、参加者の子ども達は身を乗り出して鑑賞していました。最後に、映写機「風呂」を順番に体験して終了。
参加者からは「自分が描いた絵が影絵となって面白かった」「たくさん絵を描けて楽しかった」「昔ながらの影絵だからこそ子ども達が抵抗なく夢中になれたのかも」「なかなかアートに触れる機会がないので、子どもと一緒に体験できるプログラムがあると安心で嬉しい」など様々な感想やご意見をいただきました。
- 実施日:2012年10月13日(土曜日)午前10時~正午
- 参加者:20人
- 実施場所:相模原市民ギャラリー
- 講師:中里和人(写真家・東京造形大学教授)、首藤幹夫(写真家・東京造形大学特任教授)、東京造形大学大学院Hachioji影絵プロジェクト
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