「八景の棚」と「さいかちの木」(田中将司さん)

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ページ番号1011288  最終更新日 平成30年1月12日

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  • 八景の棚
  • さいかちの木の写真

JR相模線下溝駅前の県道を上溝方向へ歩くこと数分、左に見える河岸段丘の崖の向こうを覗いてみてください。
眼下には相模川の清流、正面には雄大な丹沢山系が一望でき、180度のパノラマを楽しめます。ここは、昭和10年、「県下名勝史跡45選」にも選定された絶景スポットで「八景(はけ)の棚(たな)」と呼ばれています。
車では気がつかずに走り抜けてしまいそうな場所ですが、春には、満開の桜が咲き誇り、県道を通る人たちを魅了します。
近年では、夜景スポットとしても人気が出ているので、日没まで留まり夜景を楽しんできました。
地元の人からは「丹沢に夕日が沈む夕方の眺めが一番」との情報も得ましたが、取材日は、あいにくの曇りでした。天候の良い日に再度訪れたいものです。
さて、「八景の棚」から更に上溝方向へ進むと、「さいかちの木」に出会います。この木は永禄七年(1564年)、武田信玄が小田原進攻の戦勝を祝い植えたものと伝わり、次の戦も再び勝てるようにとの願いが込められているといいます。その木の横に置かれた「さいかちの碑」には、この由来が刻まれています。
(平成24年10月 24年度市民カメラマン 田中将司)

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