てるて姫の里「ロマン探訪の小路」を歩いて~横山丘陵緑地~(藤江大二郎さん)
JR相模線・上溝駅(中央区上溝)周辺には線路に沿うように木々が生い茂る自然豊かな林があります。ここは横山丘陵緑地と呼ばれ、はるか昔の相模川が、大地を削ってできた河岸段丘のひとつでもあります。駅の西側、姥沢(うばさわ)地区や日金沢上(ひがねざわかみ)地区には野鳥や野草の観察ができる場所もあります。
この地域には照手姫(てるてひめ)と小栗判官(おぐりはんがん)の恋物語「てるて姫伝説」があり、この伝説にちなんだ「てるて姫の里ロマン探訪の小路」という散策路が整備されています。
てるて姫伝承地として市の文化財(史跡)に登録されている姥沢地区には、てるて姫伝説の碑があるほか、散策しやすいよう木道やあずまやが設置されています。日金沢上地区は起伏に富んだ地形で澄んだ冷たい水がたえず湧き出ています。緑地では樹木の間を爽やかな風が吹いており、てるて姫の伝説を感じながら過ごせる、自然豊かな散策コースです。
(平成27年8月 27年度市民カメラマン 藤江大二郎さん)
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