中野山（溝口幹秀さん）

ページ番号1011203 　最終更新日 平成30年1月12日

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平成24年度市民カメラマン
溝口幹秀さんのリポート

緑区中野、津久井警察署の裏に広がる山並み。
堂所山（標高370.6メートル）を中心にしたこの山並みを、地元の人たちは「中野山」と呼んでいます。
この自然あふれる里山はこれまで、地元の人や登山愛好家以外にはあまり知られていませんでした。最近になって地元の人たちが、ウォーキング大会を開催したり、散策マップを発行したりして、その魅力がだんだんと広まっているようです。
散策マップでは、里山の魅力がつまった散策コースを紹介しています。一番の見どころは、地元の人たちが平成12年から5年間かけて散策路沿いに植樹したミツバツツジ。春には約1200本が咲き誇り、訪れた人を魅了します。その他夏にはヤマユリや野アザミ、秋にはリンドウやヤマモミジなど四季を通して美しい自然を味わえます。
散策コースは風通しが良く、夏は木陰の散策、秋から冬は木漏れ日の中で森林浴をするのがお勧めです。見晴らしも良く、西には石老山、北には奥高尾や陣馬山、東には津久井湖やはるか遠くには、新宿の高層ビルやスカイツリーを望むことができます。
散策の途中、「四方竹（しほうちく）」という面白い竹を見つけました。断面がほぼ正方形なことから付けられた名前だそうです。四方竹を探しながら散策してみてはいかがでしょうか。
（平成24年10月　24年度市民カメラマン　溝口幹秀）