城山湖周辺を散策（小俣勝美さん）

ページ番号1011179 　最終更新日 平成30年1月12日

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平成26年度市民カメラマン
小俣勝美さんのリポート

すっかりと春めいてきた3月中旬、城山湖（緑区川尻）を訪れました。
城山湖は、昭和40年、城山発電所の建設にともなって、境川支流、本沢渓谷に上池として誕生した「本沢ダム」の人造湖。昼間は放水して発電を行い、夜間はその電力を利用して津久井湖の水を揚水しています。湖の周辺には、散策路が設けられており、人気の散策スポットの一つとして「かながわの探鳥地50選」「かながわの公園50選」にも選ばれています。
訪れたこの日は天気も良く、城山湖周辺に設けられている散策路からは、都心の高層ビルが日光に反射して白く輝いている光景を見ることができました。持参した双眼鏡からは、東京スカイツリーも確認することができ、ダムの北西には高尾山が驚くほど近くに望めました。3月上旬頃からは、梅の花が見頃を迎え、「本沢梅園」周辺では散策を楽しむ人々の姿も見られます。
ダムから2.5キロほど散策路を歩いたところに、昭和初期の小説に登場する「姿三四郎決闘の場の記念碑」が建てられている「峰の薬師」があります。桜の咲く季節、新緑の頃などに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
（平成27年3月　26年度市民カメラマン　小俣勝美さん）