お囃子の練習風景 ~つくい中野夏祭りに向けて~(関戸正樹さん)
平成27年度市民カメラマン
関戸正樹さんのリポート
梅雨の雨音とともに笛や太鼓の音がいろいろな所から聞こえてくる緑区中野地区―。7月25日(土曜日)・26日(日曜日)の2日間、中野商店街(緑区中野)で開催されるつくい中野夏祭りに向けたお囃子の練習が地元の自治会館などで行われています。
お囃子を演じる団体(囃子連)の1つ、大澤囃子連(会長:大塚均さん)を取材しました。間近でお囃子を聴くと太鼓と笛の音色が全身に響き、小躍りしたくなります。大澤のお囃子は明治の初めに、流派の始祖である柳川長吉師(青梅市黒沢)が旧津久井町青山地区の関に伝えた首長囃子の流れを汲んでいるといわれています。祭りが近くなると地元の子ども達も練習に参加し、賑わいを増します。大塚会長は「私が小さい頃、大澤自治会には山車やお囃子がなかったので寂しかった。その後、昭和56年に地域の囃子連と山車ができ、今に至っているこのお囃子を後世に伝えていきたい」とお話しされていました。
つくい中野夏祭りの見どころは1トンを超える大神輿の渡御をはじめ、2日目に行われる6つの自治会の山車の運行とお囃子の競演です。
ぜひ一度、お祭りにきてお囃子を聴いてみてはいかがでしょうか。
(平成27年6月 27年度市民カメラマン 関戸正樹)
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