旧議場を再利用した市立公文書館(田中千憲さん)

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ページ番号1011171  最終更新日 平成30年1月12日

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平成27年度市民カメラマン
田中千憲さんのリポート

  • 市立公文書館の写真1
  • 市立公文書館の写真2

平成26年10月に開館し、平成27年10月で2年目に入った相模原市立公文書館(緑区久保沢、城山総合事務所内)を訪問しました。
同館は旧城山町議会の議場を改装し、理事者(行政側)の席だった場所を書棚や展示台、カウンターに、議員席や議会傍聴席などは当時のまま残し、閲覧席として利用しているほか、講演会の際に傍聴席として利用しています。館内全体は広々としていて圧迫感がなく、明るく清潔感があり、落ち着いて公文書を閲覧できます。
開館後1年間の来館者数は1400人を超えたそうです。1年目に3回開催した企画展は、来場者が多かったこともあり、2年目は4回開催する予定とのことです。
この日は、100年以上前の役場で、実際に公務で使用された公文書を展示する「明治の時代の文書展」が開催されていました。特別税を新設するための大蔵大臣の許可証や、郡役場から村役場に農作物や工芸品などの品評会の準備を指示する文書などが展示されており、当時の住民の暮らしに直近する公文書を見ることができました。また、展示されている公文書に自分が住んでいる地域の名前を見つけ、公文書を身近なものに感じることができました。
(平成27年11月 平成27年度市民カメラマン 田中千憲)

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