丹沢の最高峰「蛭ヶ岳」へ（廣江幸子さん）

ページ番号1011165 　最終更新日 平成30年1月12日

印刷大きな文字で印刷

平成28年度市民カメラマン
廣江幸子さんのリポート

丹沢の山々で最も高く、相模原市緑区と神奈川県山北町の境界に位置する蛭ヶ岳（標高1673メートル）は神奈川県内で一番高い山でもあります。県内最高峰からの景色を眺めてみたいと思い、蛭ヶ岳に登ることにしました。
橋本からバスを乗り継ぎ、緑区青根の東野バス停で下車。青根の集落を歩き林道に入ると八丁坂ノ頭登山口に着きました。
登山口からゆっくりと登り始め、杉林やカラマツの樹林帯を見ながら歩き続けると、焼山から続く東海自然歩道と合流。ここからは階段が整備され歩きやすい区間もあります。途中、鮮やかな紫色のトウゴクミツバツツジが登山道を囲うように咲き、また、シロヤシオ（別名ゴヨウツツジ）が斜面一面に白い花を美しく咲かせ、急な登りの苦労を忘れさせてくれました。
蛭ヶ岳山頂は展望が開け、丹沢の山並みと奥にたたずむ富士山や南アルプス、都心のビル群や相模湾など360度の大展望をしばし楽しみました。
春は芽吹きと新緑、5月中旬から6月初旬にかけてはツツジ、秋は紅葉を楽しめる蛭ヶ岳。山頂の蛭ヶ岳山荘で宿泊することもできるので、一泊してゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
（平成28年5月　28年度市民カメラマン　廣江幸子さん）