しめ縄張り(石橋自治会)
令和6年8月 6年度市民カメラマン 井上結衣さん
中央区上溝地区の石橋自治会長である小泉勝己さんにインタビューさせていただきました。
しめ縄張りのしめ縄とは、神様がいらっしゃる常世と、私達の住む世界である現世を分け、不浄なものが入り込まない境、結界の意味があることから神様が宿る御神体をお守りする意味をもっているそうです。
石橋自治会では、しめ縄に藁で編んだ藁縄を使用しています。藁は農耕民族を象徴しており、本来は藁を編んで作りますが、簡易化に伴い市販のものを使用されているそうです。その縄に邪鬼、邪悪なものを追い払う雷、稲妻を模した形になっていて雨にも強い素材で作られている紙垂(しで)を垂らします。
2024年7月1日のしめ縄張りの様子を取材してきました。
朝の5時30分、石橋自治会や囃子連の方々が自治会館に集合すると、各場所に分かれ「しめ縄張り」が行われました。
小さい頃から当たり前にあるしめ縄張り。
取材を通して、しめ縄張りに込められた思いや、しめ縄張りの設営方法、そして沢山の人が関わって行われているということを知ることができ、とても貴重な時間でした。
上溝夏祭りの始まりとなるしめ縄張り。
このような行事をもっと沢山の人に知っていただき、改めて魅力的な相模原であるという事を発信できたらと思います。
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