相模田名民家資料館の「端午の節句祭り」(溝口幹秀さん)
中央区田名にある相模田名民家資料館は、明治から昭和にかけての田名地域の養蚕農家の姿を今に伝える木造民家の資料館で、2階には、養蚕の道具やカイコの模型、当時の暮らしぶりが分る写真や生活用品が常時展示されています。
1階は広い和室で47畳もあり、この畳を活かした様々な展示会が行われます。毎年2月から3月には「ひなまつり今昔展」が開かれ、明治、大正、昭和のひな人形、約500体が部屋を一杯にします。
4月末から5月初旬には「端午の節句祭り」が催され、鎧(よろい)、兜(かぶと)、武者人形等の五月人形が展示されます。段飾りだけでも約20式あり、これだけ多くの五月人形を一同に展示している場所は見たことがありません。勇壮な鎧(よろい)や兜(かぶと)を見ていると、健やかで強くたくましく成長して欲しいとのみんなの願いが伝わってきます。
また、和室の入り口には華やかなのぼり旗が飾られて、のぼり旗越しに五月人形をのぞいてみるのも面白いです。
(24年度市民カメラマン 溝口幹秀)
平成24年 端午の節句祭り
- 期間 4月29日(日曜日)から5月6日(日曜日)まで
- 時間 午前10時から午後4時まで
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