「津久井城」の家臣団が「寄居北條まつり」に初参戦!(高橋文男さん)

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ページ番号1011210  最終更新日 平成30年1月12日

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平成24年度市民カメラマン
高橋文男さんのリポート

  • 寄居北條まつりの写真1
  • 寄居北條まつりの写真2

戦国時代、関東と甲信越付近の国堺には小田原後北条氏の重要な城が配置、築城されていました。現在の埼玉県寄居町に位置する「鉢形(はちがた)城」は、戦国の名将と言われる北条氏康の三男・氏邦によって大改修された堅固な城郭で、天正18年(1590年)、豊臣軍5万の兵に包囲、攻撃されましたが、わずか3500の兵で1カ月にわたり徹底抗戦を続けました。
その「鉢形城」の跡地がある埼玉県寄居町では、抗戦の様子を再現する「寄居北條まつり」が毎年開催されています。北条本家があった小田原市をはじめとする北条氏ゆかりの各地から駆け付けた団体や、地元の人たちなど約500人が「鉢形城」北側を流れる荒川に集結して、出陣式や市内パレード、攻防戦の再現などを行います。鳴り響く陣太鼓、轟音、爆音、火縄銃声、武者たちの威勢のいい掛け声が響き渡り、戦国時代さながらの迫力がある祭りです。
平成24年5月13日に開催された「第51回寄居北條まつり」には、相模原市唯一の本格的な城跡「津久井城」にも参加の打診があり、「津久井城山を愛する会」のメンバーや城山ファンらで構成する家臣団「津久井三十六騎衆」から15名が初めて参加しました。着陣式で「津久井三十六騎衆」が紹介されると、会場から大きな拍手が送られました。
地元の人から「津久井城はどこにありますか」「津久井の城はどんな城ですか」など、行く先々で声をかけられ、時代は変わっても城とともに生きた人々の熱い思いは今も息づいていると感じました。
(24年度市民カメラマン 高橋文男)

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