城山の大スギ炎上(高橋文男さん)
平成25年度市民カメラマン
高橋文男さんのリポート
平成25年8月11日、午後から降り出した雨はしだいに大粒となり、城山の上空に雷鳴がとどろきました。翌日の新聞は、落雷による「城山の大スギ」の炎上を報じており、大スギがどうなったのか気になり登頂しました。
大スギのある山頂部へは、津久井湖城山公園パークセンター(緑区根小屋)、津久井湖観光センター(緑区太井)のどちらからも約40分で登ることができます。大スギに着いて様子を見ると大スギは無残な姿になっていました。その姿に私は思わず合掌しました。半分に割れ、上部は落下し、樹幹はくりぬいたように空洞になっていました。
大スギは推定樹齢900年を超えると言われている御神木です。幾多の雷の痕跡を樹幹に残しながらも生き抜いてきた歴史のある大スギがこのまま枯れてしまうのはあまりにも残念なので、新たに芽吹き、再生することを祈ってきました。
津久井湖城山公園パークセンター展示室には、「雷鳴に大杉炎上蝉も泣く」など、大杉を悼む句が寄せられていました。
(平成25年11月 25年度市民カメラマン 高橋文男さん)
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