平成31年(令和元年)4月~令和2年3月の区長談話室
南区誕生10周年、区の個性輝くまちへ
作家・三浦しをんさんの代表的な小説に、『舟を編む』があります。日本語という言葉の海を渡る舟=「辞書」の編さん者たちの姿を描いたもので、映画化もされました。
私も、仕事や読書を通じて未知の言葉に出会い、広く深い言葉の海におぼれそうなところを、辞書の助けを借りて生活しています。その中で最近覚えた言葉に「区区」(まちまち)があります。「人の好みは、まちまち」などと言うように、「それぞれ違いがあること」「多様なこと」で、意味自体は誰もが知るところですが、その漢字表記を改めて知ったのです。
ところで、指定都市に置かれる区は「行政区」と呼ばれ、大都市の行政を効率的に運営するために市長の権限に属する事務を分掌するための行政単位です。本市には3つの区が置かれていますが、単なる行政上の区画にとどまらず、市民の皆さんの暮らしの拠り所となるエリアともなっています。
各区では、それぞれが持つ多様な魅力の再発見や新しい魅力づくりと、その情報発信に取り組んでいます。先に実施した「南区私のイチ押し写真」事業は、その一例です。
この4月、各区は誕生10周年を迎えます。それを記念した事業などに彩りを添えるロゴマークも決まりました。また、区のまちづくりの基本的な方向性を示す「区別基本計画」も同時にスタートします。今後も、良い意味での「区区」(まちまち)をめざして、それぞれの区が個性を輝かせ、区民の皆さんが一体感や誇りを感じながら暮らしていけるよう、南区の魅力あるまちづくりに取り組んでいきたいと思います。
※ロゴマークの制作については、次のリンクページをご覧ください。
2月6日 まちかど市長室in鶴の台小学校が開かれました
2月6日、市民と本村市長が対話する「まちかど市長室」が、市立鶴の台小学校(南区旭町)で開かれました。今回は、同校6年生の121人と市長が「未来のわたしたち・未来のさがみはら」をテーマに意見交換を行い、私も飛び入りで、その様子を見させてもらいました。
子どもたちからは、鶴の台小学校の魅力や学校生活の紹介に続き、相模原のシンボルづくり、みんなで進めるきれいなまちづくり、豊かな自然などを生かし多くの人に訪れてもらうための取り組み、そして将来の夢などについて熱い思いを発表してくれました。
子どもたちからの質問タイムでは、「どんな相模原を目指しますか」という質問に対し、市長からは「相模原を好きになってもらい、誇りを持てるようなまちにしていきたい」との答えがありました。ほかにも多くの質問や意見をいただきましたが、「はい!」「はい!」「はい!」と、多くの子どもたちが手をあげる、明るく積極的な姿には驚かされました。
今日は、将来の相模原の主役となる子どもたちにパワーをもらい、これからの区政を考える上でも良い刺激となりました。
2月3日 相模大野で福は内2020が開催されました!
2月3日に、相模大野駅周辺の4カ所で、節分のイベント「相模大野で福は内」が開催されました。相模大野駅周辺の商店街に加え、大型店の相模大野ステーションスクエア、ボーノ相模大野、ロビーファイブが参加し、相模大野をより多くの人に知ってもらえるようにと、すべての会場を回って楽しめるリレー形式で行われるイベントです。会場では、私も豆の巻き手にお誘いいただいたため、会場に集まった人に福が訪れ、商店街等が繁盛するよう願いながら、かごに入った豆を投げました。
たくさんの方が両手を広げて、空中に投げられた豆を、夢中になって掴んで楽しんでいる姿を見て、このイベントが皆さまに愛されていることを実感することができました。これからも、商店街と大型店が協力して、まちが一体となるようなイベントが増えていくことを願っています。
2月3日 相模原南警察署による人身事故5日間対策の出陣式に参加しました。
神奈川県警察では、毎月、県内の統計で交通死亡事故の発生が多かった5日間を指定し、「県内一斉5日間対策」と銘打ち、県警本部交通部執行隊及び県内全警察署で交通死亡事故抑止特別対策を実施しています。
2月は、1月の神奈川県内の交通事故死者数(19人)が全国最多であったことを受けて、2月2日から6日までの5日間対策の実施に当たり、相模原南警察署では、署員の士気を高め、この対策を区民に周知するため、2月3日に出陣式を行いました。
署員・隊員たちの出動を見送った後は、警察署前の国道16号沿道で、小野署長、交通安全協会、交通安全母の会の方たちと一緒に、ドライバーに向け交通事故防止のための注意を呼びかけました。
交通事故は被害者、加害者双方の人生を大きく変えてしまう危険をはらんでいます。
本対策を通じて、多くの交通事故が発生していることを皆さんにも知っていただき、少しでも交通事故が減少することを切に願います。
1月20日 区民課窓口の受付システムをリニューアル!
ピンポーン!「受付番号373番の番号札をお持ちの方は、5番窓口へお起しください」
区役所窓口の混雑緩和のため、南区合同庁舎1階にある区民課の窓口受付システムを1月20日にリニューアルしました。今までも番号札による受付を行っていましたが、新システムでは、市民の方のご用件によって、より細かく番号札を分けたことにより、待ち時間を減らす工夫をしています。また、番号を表示するパネルの明るさやスピーカーの調整を行い、混雑時も見やすく聞こえやすいシステムを目指したほか、インターネットによる混雑状況の配信(南区役所混雑マップ)なども分かりやすくしました。
これからの3月、4月は引越しなどの住所異動の手続きにお越しになる方が多くなり、窓口が混雑して待ち時間が長くなる場合がありますが、職員一人ひとりが「早く、正しく、わかりやすく」、質の高い行政サービスを提供できるよう努めておりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。
新年のごあいさつ
明けましておめでとうございます。
南区民の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年のラグビーワールドカップの際は、南区で開催した関連行事も大いに盛り上がりましたが、今年は、いよいよ東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催年。本市を競技会場とする自転車ロードレースはもちろんのこと、南区内でのブラジル選手団による事前キャンプの実施に当たっても、選手の皆さんを区民の皆様と温かくお迎えしたいと思います。
また、昨年は、台風19号により、市内でも津久井地域を中心に甚大な被害が発生しました。引き続き、市を挙げて復旧・復興に取り組むとともに、今回の災害を教訓に、台風や地震など自然災害への対応力を高めてまいりたいと考えております。
今年は、南区誕生10周年となり、新たなステップを踏み出します。区民の皆様が、南区のさらなる発展に向け心を合わせることができる記念事業を行い、共にお祝いしたいと思います。相模原市の新しい総合計画の一部となる南区基本計画もスタートする予定です。
南区の安全で安心なまちづくりのため、交通事故の防止や、振り込め詐欺などの犯罪被害の防止に努めるとともに、区民の皆様が南区に誇りと愛着を持って心豊かに暮らすことができますよう、皆様とともに地域課題の解決や区の魅力づくりに取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとりまして、実り多い、素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
12月20日 町田駅周辺合同歳末特別警戒を実施しました
町田駅周辺の繁華街で、相模原市と町田市の合同による歳末特別警戒を実施し、両市の市民など240人が参加しました。
この運動は、JR町田駅を中心とした繁華街の環境浄化や風紀保全のため、平成20年から始められたもので、町田市、JR町田駅南口を明るく犯罪のない街にする連絡調整会、町田警察署、相模原南警察署及び本市の五者共催により実施しています。
かつて、町田駅の南口周辺は不法営業店舗が数多く存在するなど、環境の悪化が懸念されていました。こうした状況を改善するため、平成12年に「JR町田駅南口を明るく犯罪のない街にする連絡調整会」が結成され、地元自治会やPTA、学校、防犯関係団体により活動が始まり、現在に至ります。
私は相模原の市街地を一部含む、町田駅周辺を一回りするパトロールに同行しました。地域住民や警察、行政が特殊詐欺や子どもを狙った犯罪防止についてアナウンスしながらパトロールを行ったため、お店の方や通行者から多くの視線が集中し、効果的な啓発活動になりました。
犯罪被害者や加害者を増やさないよう、引き続き、関係団体と連携し、誰もが安全で安心して暮らせるまちづくりを進めていきたいと思います。
12月5日「さがみおおのハロウィンフェスティバル実行委員会」から令和元年東日本台風災害義援金を受け取りました
12月5日(木曜日)、さがみおおのハロウィンフェスティバル実行委員会の高橋健吾実行委員長が、令和元年東日本台風に係る災害義援金をお届けくださいました。
これは、10月27日(日曜日)に実施された「さがみおおのハロウィンフェスティバル2019」に来場した皆さんから、会場に設置された災害義援金の募金箱へ募金していただいたものとのことです。
実行委員会は、相模大野のまちの賑わいを創出するためにイベントを開催するだけではなく、過去にも、会場で集めた募金を相模原市の子育て支援のために寄付されています。
相模大野のまちをこよなく愛する実行委員会に負けないように、南区としても、区民の皆さんが安心して暮らせる、さらに魅力あるまちづくりに取り組んでいきたいと思います。
また、被災者の皆様が、日常生活に一日でも早く戻れるように、引き続き、災害復旧・復興に市を挙げて取り組んでまいります。
11月23日 南区親子ラグビー教室を開催しました!
11月23日、相模原ギオンスポーツスクエアで、ラグビーワールドカップを契機とした「南区ラグビーフェスティバル」の第2弾として、南区親子ラグビー教室を開催しました。あいにくの冷たい雨の中でしたが、元気な子どもたちが集まってくれました。
ラグビーの普及に情熱を傾ける市ラグビーフットボール協会の役員の方々の指導のもと、まずはラグビーボールの持ち方やパスの回し方を学びました。初めて持つラグビーボールに子どもたちは大興奮です。
続いて行ったタッチラグビーのミニゲームでは、ルールを覚えるより、まずは慣れようということで、早速、子どもと大人が入り交じって一つのボールを一生懸命追いかけていました。子どもたちは、最初はぎこちない動きをしていましたが、たちまち大人を翻弄する若きラガーマン(?)の動きとなるほどで、その吸収力には大変驚かされました。手がかじかみ、身震いするほどの寒さの中、よく頑張りましたね。
当日はまた、南区特設ブースや台風19号による相模原市の被災状況を伝えるパネルを設置し、参加された皆さんへPRを行うことも出来ました。
ラグビーって楽しいんだね。そう感じてもらえれば、成果は上々。南区の子どもたちの中から、いつの日か日本のラグビー界を背負う人材が育つことを願っています。
11月17日 コリドー市場「女性作家によるハンドメイド展Vol.3」が開催されました!
11月17日に、相模大野駅北口のコリドー通りで、コリドー市場「女性作家によるハンドメイド展Vol.3」が開催されました。
「女性作家によるハンドメイド展」は、SNSの「Facebook」で参加者を募って実施され、今回で3回目。秋の相模大野のイベントとして定着しつつあります。こだわりの商品やハンドメイド品の販売、さらに、ワークショップなどがあり、当日は多くの女性や子ども連れの家族が来場し、楽しんでいました。
あるワークショップでは、お客さんが「次のワークショップの時間は何時ですか」と次から次に予約をしていく姿を見て、たくさんの方が楽しみにされているイベントであることを感じることができました。
今後も、「女性作家によるハンドメイド展」が継続して実施され、相模大野の風物詩として、地域の皆さんにさらに愛されるイベントとなることを願っています。
10月27日「さがみおおのハロウィンフェスティバル2019」が開催されました!
10月27日(日曜日)に、相模大野中央公園を中心に「さがみおおのハロウィンフェスティバル2019」が開催されました。会場周辺は、思い思いの衣装を着た子ども達で溢れ、相模大野のまちのあちこちで、「トリック・オア・トリート!!」と、子どもたちの元気な声が響いていました。このイベントは、平成元年から始まり、今年で31回目になります。仮装をした子どもたちは、会場でフェイスペイントを体験して満面の笑みを浮かべ、家族や友達とお店・企業等のチェックポイントを仲良く回り、お菓子を貰っていました。
また、ボーノ相模大野では同時開催されていた、お化け屋敷は行列ができる程賑わっており、私も入りましたが、かなり本格的なもので背筋が凍る場面もあり驚きました。私が子どもの頃には、ハロウィンという言葉さえ知りませんでしたが、今回参加していた子どもたちの親御さんの中には「子どもの頃このハロウィンフェスティバルに参加していた」という方もいらっしゃるようです。
イベントに参加した子どもたちが将来、親になった時にまた、子どもを連れて、再び「さがみおおのハロウィンフェスティバル」に参加して欲しいと思います。
10月19日 「第6回南区パフォーマンスステージ」を開催しました
南区の活力あふれるまちづくりを目的とした屋外ライブイベント「南区パフォーマンスステージ」を10月19日、bono相模大野1階のボーノ広場で開催しました。令和元年東日本台風による大きな被害が発生した状況の中でしたが、市民の皆様に1日でも早く元気を取り戻して欲しいという願いを込めて開催することにいたしました。
南区で活動する14組のパフォーマーに、日々練習されてきた音楽演奏やダンスなどのパフォーマンスを披露していただくとともに、運営にも携わっていただきました。
おかげさまで、大勢の方に御来場いただき、大いに盛り上がりました。
私は審査員を務めましたが、どのパフォーマンスも素晴らしく、点数をつけるのに苦慮しました。審査の結果、南区パフォーマンスステージ大賞を、「うたってあそぼう!」を合言葉に会場を盛り上げた「スロバラSUNZ」の皆さんへ贈呈しました。このグループは観客と一体になったパフォーマンスを行うことで、一体感が大きく評価されました。
協賛賞であるボーノ相模大野賞は、小学生でありながら本格的なダンスを披露した「あげパン3年生&塩パン」の皆さんに贈呈されました。受賞おめでとうございます。
このイベントを通じて、少しでも市民の皆様のお力になれたら幸いです。これからも、様々な事業により、南区から元気を発信していきたいと思います。
10月5日 ラグビーワールドカップ2019TMパブリックビューイングでトークショーを開催しました!~
10月5日、小田急ホテルセンチュリー相模大野で、神奈川県主催のラグビーワールドカップ・日本対サモア戦のパブリックビューイングが行われ、南区では、これに共催する形で、「南区ラグビーフェスティバル」の第1弾として、トークショーを開催しました。
「相模原市とラグビーの関わり」をテーマとしたトークに、県立相模台工業高校(現 神奈川総合産業高校)ラグビー部OBで全国高等学校ラグビーフットボール大会(いわゆる「花園」)優勝当時(平成5年度)の主将であった浦田昇平さん、同部OBで市ラグビーフットボール協会会長の勝又修さんと共に、私も参加しました。
同校は、花園で公立高校として戦後初めて2連覇を達成した南区民の心のレガシーと言える存在です。試合映像を見ながらの浦田さんたちの思い出話や、往時の相模台工業高校のエピソードは興味深く、特に昔の相模大野駅北口での優勝パレードがスクリーンに流れた時は「懐かしい」と歓声が上がり、皆さんが映像を写真に収めていたことは印象的でした。
今回のトークショーでは、相模大野に集まった約1,000人の日本サポーターに対して、南区民の誇りであるレガシーを伝えることで、温故知新でラグビーや南区の魅力を掘り出しました。それがスパイスとなり、その後のパブリックビューイングに上手くつなげることが出来たのではないかと思います。
この試合も含め日本中を熱狂させた日本代表チームの大活躍に、南区としても微力ながら加われたことを、うれしく思います。
10月5日 芝ざくらラインをみんなで綺麗に~芝ざくらラインの草刈り・苗植えをしよう!~
「芝ざくらライン」という言葉をご存じでしょうか。新磯地区の相模川の堤防の斜面に全長約1.4キロメートル、日本一の総延長を誇る芝ざくらの花畑です。芝ざくらを植える前は不法投棄が絶えなかったのですが、地域の皆さんが、「この河川敷を芝ざくらの名所に」という思いで続けた地道な活動が実り、今では南区を代表する観光行事の一つとして、相模川芝ざくらまつりが開催され、市内外から沢山の人が訪れるようになりました。
この日は、雑草の草刈りと芝ざくらの花苗を植えるイベントを行いました。
一般参加の方々や相模原地域連合・相模原地域労働者福祉協議会、相模原市まちみどり公社、相模原南児童ホームの皆さんなど100名余りの方々が参加され、地元の保存団体の皆さんと一緒に汗を流しながら作業をしていただきました。
また、ノジマステラ神奈川相模原の選手の皆さんも、ノジマステラゾーンの苗植えをしてくれました。選手紹介イベントも大変盛り上がりました。
作業後の交流会では、地元の皆さんから野菜たっぷりの特製けんちん汁が振るまわれ、おかわりが続出するほどの人気でした。
この日植えた芝ざくらが、来春見事に咲き誇ることが楽しみです。しかし、そのためには維持管理が必要で、保存団体の皆さんが日頃から一生懸命手入れをしていますが、高齢化が進み、団体の維持や後継者探しに苦慮していると伺っています。この綺麗な河川敷を守るためにも、維持管理をお手伝いいただける方は、ぜひ南区役所までご連絡をいただきたいと思います。
地道な努力が美しい花を咲かせる。桜のマークを胸に、ラグビーワールドカップで大活躍した日本代表チームの姿に重ね合わせて、そんなことを思いました。
バックネットに"ストライク″?!
9月21日 南区少年野球秋季大会、区長始球式でプレーボール
足跡一つなく整備された真っさらなマウンドに立ち、審判の合図を受けてピッチャープレートを踏む。大きく振りかぶった姿勢から左足を上げ、右足でプレートを蹴るようにして体全体を打者側に押し出しながら、右手に握った新・軟式球「J号」のボールを勢いよく投げ放った。
しかし、手を離れた瞬間から、ボールは予定の軌道を明らかに外れると、私自身の悲鳴に続き、バックネットを震わす衝撃音だけが空しくグラウンドに響いた。
9月21日、昭和橋スポーツ広場で、第15回相模原市南区少年野球大会(南区長杯争奪・兼第104回南部少年野球秋季大会)の開幕戦が行われ、始球式のピッチャーを務めました。南区役所では、区内のスポーツ振興や区民の一体感の醸成、青少年の健全育成を図るため、共催者として大会運営に加わっています。
開幕戦は、新磯地区の「新磯パワーズ」と相武台地区の「相武台ファイターズ」の対戦となりました。「新磯パワーズ」が安定した試合運びで終始主導権を握り、4対1で「相武台ファイターズ」を破り、今後の試合を勢いづかせる一勝となりました。会場となった昭和橋スポーツ広場は、相模川と大山が見渡せる豊かな自然の中にあり、球児たちは、街中のグラウンドにはない開放感の中でプレーしたことと思います。大会は10月下旬まで続きます。
それにしても、私が務めた今回の始球式の結末。試合に臨んだ選手たちの記憶に、南区少年野球大会の名と共に一生残るだろうという点では、大きな効果があるかもしれませんが、元少年野球戦士の誇りを胸に登板した私としては、一生の不覚。雌伏の時を経て迎える次の春季大会に向けて、いただいた記念のボールを戒めとして仕事場に飾り、捲土重来を期すところです。そう、区長杯が「苦笑杯」にならぬように。
9月15日 「相模原よさこいRANBU!」でよっしゃ来い!
9月15日に、古淵駅周辺で「相模原よさこいRANBU!」が開催されました。このイベントは地域おこしから始まったもので、今年で17回目を数えます。
まずは開会式で市長の「ヨイヤサー!」の掛け声から、総踊りがスタート!鳴子の音と突き抜けるような掛け声が古淵の空に響き渡ると、市内外45チーム、思い思いの衣装をまとった総勢約1,100人の踊り手が、威勢の良い演舞で観客を魅了しました。
4つのステージに分かれて披露された各チームの演舞には、それぞれ練りに練って構成された演舞が光り、心がとても熱くなりました。踊っている皆さんの笑顔も非常に印象的で、熱い想いとともに、観客の皆さんを大いに惹きつけてくれたことでしょう。
審査の結果、「よさこいRANBU!大賞」には「破天荒 supported by 安全輸送」が選ばれました。今年で5年連続と伺いましたが、王者にふさわしく迫力がある素晴らしい演舞を披露してくれました。最後に、全てのチームの参加による総踊りが行われると、会場のボルテージは最高潮に達し、大きな声援の中で祭りは終了しました。
さて、この先、6連覇を阻止する、より破天荒なチームが現れるのか、来年が楽しみです。まだご覧になっていない皆さんも、ぜひ一度、会場に足を運び、この興奮を感じていただきたいと思います。
この素晴らしいイベントを作り上げていただいた自治会や地元商店会をはじめ、関係者の方々に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。末永く続けるためにも、さらに多くの皆さんのご支援をお願いできればと思います。
9月1日 麻溝地区で防災訓練が実施されました
防災の日の9月1日、地震により甚大な被害が発生したとの想定のもと、相模原市総合防災訓練が、相模総合補給廠一部返還地を主会場として、南区では麻溝地区を地域会場として、それぞれ実施されました。
麻溝地区のメイン会場である麻溝小学校では、地区内の自主防災隊、避難所運営協議会の方々をはじめ、「相模原市消防団南方面隊第1分団」、「相模原市防災協会」、「相模原市社会福祉協議会」、「麻溝地区民生委員児童委員協議会」の方々など、約400人が参加しました。
『火事だ!』と大きく発声し、火の元を目掛けて消火器で放水する初期消火訓練、起震車による大規模地震の揺れの体感、車椅子利用者を避難誘導する災害時要援護者訓練など、各自が熱心に訓練に取り組まれており、『地域の防災は、地域の皆さんの不断の努力により支えられている』と、改めて実感しました。
また、(一社)神奈川県トラック協会に御協力いただき、主会場から輸送された救援物資を受け入れる訓練なども行われました。
災害への備えは、大災害の発生直後には関心が高まりますが、時間の経過とともに疎かになりがちです。この日の訓練が、災害への備えを常に忘れぬことにつながるよう、また、地域の皆さんが災害時に自らの身を守る拠り所となるよう願います。
南区役所としても、災害への備えを怠らずに、地域の皆さんとともに、地域防災力の向上と減災に取り組んでいきます。
8月24日・25日に「第15回相模大野もんじぇ祭り」が開催されました!
少し趣を変えて、区長に代わり副区長の阿部が筆を執ります。
8月に入り暑い日が続いていましたが、少し秋めいた空の下、8月24日(土曜日)、25日(日曜日)に相模大野中央公園にて「第15回相模大野もんじぇ祭り」が開催されました。今回は、15回目の記念として、出演ミュージシャンや花火、記念グッズなど、色々な部分で例年に増して力が入ったイベントとなっていました。
もんじぇ祭りの歴史を遡ると、当初は、ジャズを中心としたイベントでしたが、回を重ねるごとに、ジャズだけでなくさまざまなジャンルのミュージシャンを招くことで、幅広い世代のお客さんが来場するようになりました。お客さんが増えるとステージから離れた場所でも料理を食べながら楽しんでもらえるように、ビジョンカーを導入するなどの工夫を凝らしながら、「フード&ミュージックフェスタ」と題した食と音楽の祭典として、発展を遂げてきました。
出演するミュージシャンは、もんじぇ祭りの実行委員会にかかわる方々とのつながりで選ばれているそうです。5月に実施した商店街のイベント「ミュージックホッパーズ」に出演して好評だったミュージシャンが出演するなど、日頃からのつながりが役に立っているようです。
1日目は、もんじぇ祭りではおなじみのミュージシャンが中心に、2日目は、新鮮味が出るように相模原市出身で紅白出場経験のあるキンモクセイなど初出演のミュージシャンを中心にプログラムが組まれていたことに、お気付きになったでしょうか。また、こだわりぬいた音楽が「騒音」にならないよう、周囲にお住まいの方に配慮してスピーカーの向きや音量の調整、ステージ終了時間を早めるなどの対策もしているそうです。
2日目の夜はキンモクセイや鈴木トオルさんの登場で会場の盛り上がりは最高潮となり、最後は打ち上げ花火で締めくくられました。会場に流れるBGMとシンクロした花火が、相模大野の夏の終わりを告げるかのような切なさが感じられました。
相模大野もんじぇ祭りは、地域の皆さんとのつながりのなかで運営されていることを、改めて実感しました。これからも、このつながりを大切にイベントが発展していくことを願っています。
8月某日 「男の日傘」で街を行く
近年の猛暑日が続く夏を反映してか、男性用の日傘、いわゆる「男の日傘」が売り上げを伸ばしているといいます。
男性の肌の手入れへの関心の高まりも併せて考えると、うなずけます。
そう言う私も、父の日に贈られたことに後押しされ、この夏、「男の日傘」デビューを果たしました。昼休みに食事のために外出するときなどに使っています。強い日差しとともに熱も遮断するので、傘の下は、動く避暑地さながら心地よい空間に変わります。
しかし、まだ、照れくささはあって、それは、やや目深に差したり、店に入るときに閉じるタイミングが雨傘のときより早かったりするところに表れているようです。
環境省は、熱中症対策として、日本百貨店協会などと連携し、日傘の使用を呼び掛けています。歩行中の体感温度を下げ、汗の量を減らす効果が実験で確認されているのです。相模原市を含む九都県市首脳会議でも、観光施設や防災訓練会場での日傘の無料貸し出しイベントを行い、積極的な活用をPRしています。
かつては、日焼け止めクリームも、ほぼ女性用でした(少年野球のコーチをしていた時、人目を忍んで塗っていたら、「見たわよー」と言われた経験あり)。色味などに改良が加えられ、今やそれが男女を問わず広く使われているように、日傘もいずれ、「男の」という形容句が付かずに使われるようになるでしょう。それまで今しばらくは、普及のためのデモンストレーションを兼ねて、日傘男子は相模大野の街を歩くこととしましょう。傘を差す角度を少しずつ上げながら。
8月5日 全国高等学校野球選手権大会に出場する東海大相模高等学校に、皆様からの応援メッセージを届けました。
8月5日(月曜日)、「第101回全国高等学校野球選手権大会」に神奈川県代表として出場する東海大学付属相模高等学校を応援するため、地元応援実行委員会の金子匡甫会長とともに同校を訪れ、区民の皆様からお寄せいただいた応援メッセージを大金眞人校長先生にお届けしました。
このメッセージは、南区合同庁舎と東林まちづくりセンター・公民館の2箇所に設けた「寄せ書きコーナー」に置かれた応援布に、選手たちの活躍を期待する300人以上の方の熱い思いが書き込まれたものです。
校長先生からは、応援メッセージへの感謝の言葉をいただき、「甲子園の選手たちに皆様の思いを届けます」とのことでした。また、「日頃から地域の方々にお世話になっている本校が、全国大会に出場することで地域住民の方々と一体となり、一緒に夢を描く機会になれば」ともおっしゃっていました。
昭和45年(1970年)、同校が初の全国制覇を成し遂げた際、小学生だった私は、国道16号での祝賀パレードと市役所前広場での優勝報告会を、熱気に包まれる大勢の人たちの中で憧れとともに見た思い出があります。
あれから約50年、3度目の全国優勝に向け、球児たちの活躍を期待しています。
また、同校の部活動は野球部以外にも全国レベルで活躍している選手が多く在籍し、柔道部や剣道部などが、7月から九州地方で開催されているインターハイに出場しています。層の厚い東海大相模高校の選手たちのこれからの活躍を期待しています。
8月3日・4日 「東林間サマーわぁ!ニバル」が開催されました
8月3日・4日に、東林間駅周辺で「第28回東林間サマーわぁ!ニバル」が開催されました。両日ともに夏らしく、素晴らしい晴天となり、延べ48連(グループ)、約3,000人の踊り手の皆さんが、威勢のいい掛け声に合わせて阿波踊りを披露しました。
8つの演舞場は、力強い男踊りと優美な女踊りで熱気に包まれ、目を輝かせて見るお子さんや、模擬店で買ったものを頬張りながら見る友達同士、仲良く夫婦で見る方など、皆さん思い思いに楽しまれていました。
その中で、一風変わった連の名を大うちわに記して掲げる一つの連が目を引きました。その名も「ねたきりになら連」。東林間シニアクラブほか市内のデイサービスセンター、老人ホームの利用者と職員の皆さんが今年も「みほの連」(埼玉県ふじみ野市)との合同で参加されたものです。車椅子の方が、このときばかりは道路の真ん中を気持ち良さそうに、「みほの連」の踊りとともに進んでいるのが印象的でした。
このように皆さんが楽しめるイベントも、様々な方の協力によって成り立っています。地元自治会や青少年育成団体をはじめとするボランティアスタッフのほか、上鶴間中学校3年生も「まつりサポーター」となり、緻密な準備や当日の円滑な運営でイベントを支えてくださっているのです。
東林間の阿波踊りが、踊ることの楽しさに魅せられた人たちと祭りを支える人たちによって、本場・徳島から離れたこの地で、夏の風物詩として、すっかり根を下ろしていること(正に「our踊り」?)を実感した日でした。
7月27日・28日 「プレもんじぇ」が開催されました!
7月27日・28日に、コリドー通りで「プレもんじぇ」が開催されました。
このプレもんじぇは、8月に開催される「相模大野もんじぇ祭り」の“プレ”イベントです。
会場では、ステージでの歌や演奏、フラダンス、ベリーダンス、フラメンコ等が披露され、ライブならではの臨場感で楽しむことができました。
また、相模大野の飲食店が出店している屋台では、各店が腕を振るう美味しい料理を堪能しました。
8月24日・25日には、いよいよ「第15回相模大野もんじぇ祭り」が開催されます。もんじぇ祭りが始まって15回目の節目となります。もんじぇ祭り当日は、会場の相模大野中央公園で、豪華なアーティストによるライブや相模大野に店を構える様々なジャンルの名店の料理、ラストの花火も楽しめます。相模大野のまちを食と音楽に満ちた異空間に変えるもんじぇ祭りで、皆さんも是非“夏の思い出”を作ってみてはいかがでしょうか。
7月27日 相武台前納涼盆踊り大会に「若プロ」が参加しました
夏本番となった7月27日(土曜日)、相武台前納涼盆踊り大会に、南区若者参加プロジェクト実行委員会(若プロ)が参加し、タトゥーシールのブースを出しました。
若プロは、相模原市南区区民会議が検討テーマとした「若い世代のまちづくりへの参画促進」を実現化するために平成26年に発足した団体であり、大学生や社会人など、南区に関わりがある若い世代が中心となって、若者がまちづくりに参画しやすい方法について企画・検討をしています。
今年は初の試みとして、実際に地域で活動をおこない、その経験を普段の活動に活かすことを考え、相武台前町内会の協力のもと、相武台前納涼盆踊り大会に参加することになりました。
さて、当日は、お祭りをイメージしたおしゃれなシールが好評で、子どもたちをはじめ、200人以上のお客様に楽しんでもらうことができたようです。また、お祭りのラストを飾る抽選会の司会としても若プロが活躍しており、会場の設営からお祭りの最期まで、若プロ一丸となって夏祭りを盛り上げていました。
実際に地域を担っている方々と汗を流した経験は、若プロ本来の活動に、大きなヒントを与えてくれたのではないでしょうか。
若い世代を快く受け入れていただいた地域の方に感謝するとともに、これからも若者が力いっぱい活躍できる南区のまちづくりを目指して、若プロのメンバーには頑張っていただきたいと感じました。
7月25日 相武台公民館「戦争と平和展3」を観覧しました
相武台公民館で開催中の「戦争と平和展3」を観覧しました。
当日は、湧田佑委員長をはじめとする実行委員さんが、観覧者を出迎え、展示の説明を行っていました。
この展示は「70年以上前の戦争のことを学び、今の平和な生活について考えるきっかけとしてもらう」ことを目的として一昨年から引き続き開催されています。
今回は「相武台」とお隣りの「キャンプ座間」をテーマとして、4部構成で展示されています。
キャンプ座間が、なぜ相武台地区にあるのか、どんな役割を果たしているのか、この地区に住む私たちとの関係や交流はなどなど、キャンプ座間の歴史を、戦前の陸軍士官学校時代まで遡ってひも解きながら、現在の平和を考える展覧会でした。
地域の歴史を学び、伝えていくことはとても大事なことです。展示は8月18日(日曜日)まで開催していますので、ぜひ皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
7月16日 ブラジル代表競泳チームが南大野小学校を訪問しました
韓国で開催の「世界水泳選手権大会」に合わせて、さがみはらグリーンプールで2020東京オリンピック競技大会のテストキャンプを実施していたブラジル代表競泳チームの選手・コーチ等20人が、7月16日、宿泊場所に近い市立南大野小学校を訪れ、6年生の児童約120人と交流しました。
会場となった同校体育館では、子どもたちがよさこいソーラン節の踊りを披露し、選手たちを歓迎しました。息の合った元気な踊りに、チームのメンバーからは、日本語で「すごい!」との声が上がっていました。
その後、選手と子供たちが交じり合って「じゃんけん列車」などのゲームを楽しみ、短い時間のうちに互いにすっかり打ち解け、笑顔が広がりました。
世界を舞台に活躍する外国の一流スポーツ選手に身近に接し交流する機会を持てたことは、子どもたちの成長の上で大きな財産となることでしょう。そして、選手の皆さんには、来年もぜひ、次はオリンピック代表選手として、再び相模原の地を訪れてくれることを心待ちにしています。
7月15日 「第6回相模川鮎友釣り大会」が開催されました
7月15日に、昭和橋付近の相模川で「第6回相模川鮎友釣り大会」が開催されました。
今年で6回目を迎えるこの大会は、相模原市にとって「母なる川」である相模川において、麻溝地区住民はもとより市内外の方々に鮎釣りや魚のつかみどりに親しんでいただくとともに、この自然環境を身近に感じていただくなど、憩いの場の提供のため行われています。
雨の降るあいにくの天候でしたが、早朝より30名の釣り人が川に入り、釣果を競いました。
天候の影響もあり釣果は少なめのようでしたが、優勝された方は12尾を釣り上げていました(市長賞受賞=写真下・左)。
また、大物では20センチオーバーの鮎が釣り上げられていました。
午後2時からは小学生以下を対象とした魚のつかみどりが行われ、170名を越える子どもたちの参加がありました。鮎や金魚など素早い泳ぎをする魚たちに苦戦しながら、つかみどりを楽しんでいました。
こうした鮎友釣り大会や魚のつかみどりを通じて、母なる川・相模川の自然環境を身近に感じていただくすばらしい機会となったことと思います。
今後も多くの皆様に参加いただける大会としていただき、麻溝地区を盛り上げていただきたいと思います。
6月27日 第69回“社会を明るくする運動”内閣総理大臣メッセージを受け取りました。
6月27日、7月の社会を明るくする運動強調月間を前に、相模原南保護区保護司会の加藤会長と役員の皆様が、第69回社会を明るくする運動の内閣総理大臣メッセージを携えて、南区役所へお越しくださいました。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と、あやまちを犯した人の立ち直りについて理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築くことを目的とする法務省主唱の全国的な運動です。
今回のメッセージでは、犯罪や非行からの立ち直りに取り組む人たちを再び地域に受け入れ、地域の中で適切な「仕事」や「居場所」を確保することにより、責任ある社会の一員となるよう、誰もが「RE:スタート」できる社会を構築すること、再犯防止に向けた取組を強力に推進するために、更生保護の諸活動を一層充実させることが重要であるとされています。
キャッチコピーの「RE:スタート」(リスタート)には、過去のあやまちから再出発し、未来に向かって挑戦のできる「つまずいても立ち上がれる」社会を目指すという願いが込められているそうです。
加藤会長からは、更生保護制度が施行されて70年を迎えますが、なかなか活動が認知されていないと伺いました。7月は、社会を明るくする運動強調月間です。この機会に皆さんにも活動を知っていただき、更生保護への理解を深めていただければと思います。
6月15日 SC相模原の「相模原市民デー」が開催されました。
6月15日に相模原ギオンスタジアムでSC相模原とガンバ大阪U-23の試合が、「相模原市民デー」として開催されました。あいにくの雨で、気温も低かったのですが、1,600人以上の観客が応援に詰め掛けました。
南区役所も会場内に特設ブースを出展し、区内のイベントや東京2020オリンピック・パラリンピックと相模原市の関わりをPRしたほか、SC相模原のマスコットキャラクターである「ガミティ」や本市のマスコットキャラクターの「さがみん」の缶バッジを手作りできる体験コーナーを設け、いらしたお客さんに楽しんでいただきました。7種類の絵柄を前にどのバッジを作ろうか悩むお子さんや立ち寄ってくれたガミティとハイタッチするお子さんなど、微笑ましい光景が見られ、とてもうれしく思いました。
試合は、稲本選手の移籍後初ゴールとなるヘディングシュートで挙げた先制点を守りきったSC相模原に勝利の女神が微笑み、見事に勝利を飾りました。
ぜひ区民の皆さんもギオンスタジアムでのSC相模原の試合に足を運んでいただき、SC相模原へ熱い応援をお願いします(7~9月はナイター開催です)。また、7月には市内でオリンピックのブラジル選手団とカナダボートチームのテストキャンプが行われます。オリンピック本番に向けて、区民の皆さんと盛り上げていきたいと思います。
5月31日 第6回南区区民会議が開催されました!
5月31日に開催された区民会議に出席しました。
区民会議は、平成22年4月の区制施行に伴い、区の課題やまちづくりの方向性について協議を行う場として各区に設置された市の附属機関です。
これまでに、「若い世代のまちづくりへの参画促進」や「世代間交流促進のための仕組みづくり」をテーマに検討を進め、現在は、第5期を迎え、区のまちづくりの指針となる南区基本計画について、議論を重ねていただいております。
今回の会議では、計画の素案や目指すべき姿などについて、議論が交わされました。
南区民の皆様にとって、住みやすく、愛着の湧くまちになるよう、引き続き計画の策定に向けた検討を進めてまいります。
5月25日 コリドー市場「おさんぽマルシェ」が開催されました!
5月25日に、相模大野駅北口のコリドー通りで、コリドー市場「おさんぽマルシェ」が開催されました。
「おさんぽマルシェ」は、小田急沿線の相模大野駅・東林間駅・小田急相模原駅周辺の「いつでもおさんぽまっぷ」参加店を中心に実施される1日だけの屋外マルシェで、こだわりの商品やハンドメイド品の販売、さらに、ワークショップや紙芝居にくじ引きなど、大人から子どもまで楽しめるイベントです。
当日は、天気にも恵まれ多くの方が来場しており、コリドー通りが活気に溢れていました。
出店している店舗では、材料や製作工程など、それぞれの商品のこだわりについて、店主の説明にお客さんが興味深く話を聞いている姿を多く見かけました。
また、飲食の店舗でも、おさんぽマルシェにふさわしく通常お店では出していないこだわりのメニューが用意され、集客に一役買っていました。
お客さんも出店されている方も、とても楽しそうにされているのが印象的なイベントでした。
今後も、「おさんぽマルシェ」がますます発展し、地域の皆さんに愛されるイベントとなることを願っております。
5月15日 自転車マナーアップキャンペーンを実施しました
5月15日に、ボーノ相模大野ボーノ広場及びペデストリアンデッキで、春の全国交通安全運動及び自転車マナーアップキャンペーンを相模原南警察署と連携し実施しました。
今回のキャンペーンでは、相模原南交通安全協会や相模原南安全運転管理者会など多くの団体の協力のもと、啓発物品の配布や自転車シミュレーターの体験、自転車商協同組合による自転車の簡易点検などが行われました。また、相模原南警察署からは車両の死角などについて実演を交えた講演があり、その中では、歩行者や自転車は自分の存在に気付いているだろうと思っていても、車両の運転者からは意外と見えていないこと、お互いがそのことを再認識しないと事故が発生してしまうことについて解説がありました。
南区は、神奈川県交通安全対策協議会から、自転車交通事故多発地域に9年連続で指定されており、自転車交通事故の減少が強く求められている状況となっています。
私も皆さんと一緒に交通事故防止を呼びかけながら啓発物品の配布をしましたが、このような活動を継続して行っていくことで、交通安全思想の醸成につなげていきたいと思います。
南区では、区内の大学、高校に通う有志の学生で構成され、自転車の交通事故防止や自転車マナーの向上に取り組む「南区学生自転車会議」など、様々な世代が交通事故防止に向け、取り組んでいます。
南区役所としても、今後も関係団体と連携しながら、誰もが安全で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
4月16日 南区合同庁舎の「相模の大凧」の掛け替えが行われました
南区合同庁舎のロビーに展示されている「相模の大凧」の掛け替え作業が「相模の大凧文化保存会」の皆さんにより行われました。
相模の大凧は天保年間(1830年頃)から受け継がれてきた相模原市の伝統行事の一つです。新磯(新戸、上磯部、下磯部、勝坂)地区で、「相模の大凧文化保存会」によって活動が続いています。
題字は、例年一般公募の中から、相模の大凧まつり実行委員会が大凧に書く題字を決定していますが、今年度は新元号になることを祝して「令和」となりました。
日本最古の和歌集である万葉集の文言を引用したものであり、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味がこの「令和」には込められており、まさに新しい時代の大凧の題字にふさわしいのではないでしょうか。
「相模の大凧まつり」は、5月4日(土曜日)・5日(日曜日)に新戸スポーツ広場など4会場で開催される予定です。特に、新戸会場で揚げられる八間凧は、約14.5メートル四方、重さは950キログラムもあり、毎年揚げているものとしては日本一の大きさを誇っており、空に浮かぶさまは壮観です。皆さんも是非ご来場いただき、令和の時代への希望を託した大凧が、5月の空に揚がる姿をご覧ください。
4月13日 「相模川芝ざくらまつり」の式典に出席しました
新磯地区の相模川堤防で4月1日から4月21日まで開催された「相模川芝ざくらまつり」の式典が13日に行われ、出席しました。
例年、式典当日は天候がすぐれないことが多いと伺っておりましたが、今年は素晴らしい好天に恵まれ、雲一つない青い空と濃いピンクや白、紫色の芝ざくらのコントラストがとても綺麗で印象的でした。また、堤防の桜も満開で、芝ざくらとの競演も楽しむことができました。
式典後のアトラクションでは相武台鼓笛隊の演奏をはじめ、JA女性会のよさこい踊り、在日米陸軍軍楽隊による演奏が披露されました。会場ではフリーマーケットも開催され、春の一日を楽しまれる方々で大変賑わっていました。
会場となった相模川左岸の堤防は、かつて不法投棄が絶えませんでしたが、堤防をきれいに整備すれば不法投棄がなくなるだろうと考えた地元の老人会や自治会が中心となり、平成14年から芝ざくらの植栽を始め、今では延長約1,400メートルと日本一の長さを誇る「芝ざくらライン」となっています。おまつりは今年で記念すべき15回目を迎え、市内外から多くの方が訪れる本市を代表する花の名所となっています。
この芝ざくらは、「新戸相模川芝ざくら保存会」と「相模川芝ざくら下磯部愛好会」を中心に定期的な除草や苗植えを行うことで美しい状態が保たれていますが、会員の高齢化が進み、担い手の確保に苦慮していると伺っております。
皆さんもどうぞこの機会に芝ざくらをご覧いただき、また秋頃には苗植えのイベントを実施する予定ですので、芝ざくらの維持管理に興味を持たれた方は、南区役所までご連絡をいただければ大変嬉しく思います。
来年も今年以上に美しい芝ざくらを咲かせることができるよう、ご協力をよろしくお願いします。
4月1日 区政10年目、そして次のステージへ向けて
南区の皆さま、はじめまして。この度、区長に就任しました長谷川です。
平成22年4月の政令指定都市移行とともに誕生した南区は、今年度、10年目を迎えました。
これまで、区民の皆さまと行政が協働し、また、さまざまな団体や企業、学校などが連携し“響きあう”ことにより、南区らしさが光るまちづくりが進められてきました。
そして今、少子高齢化の進行や人口減少社会の到来など社会の様相が大きく変化する中、南区の次のステージに向けて、区民会議において「南区基本計画」の策定を検討しています。
区民の皆さまが安心して暮らせる、さらに魅力あるまちづくりに職員一同、取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
南区長 長谷川 伸(しん)
過去の区長談話室
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