平成28年1月~3月の区長談話室
3月25日 女子美術大学の学生による企画展示「あべこべ」(作品名)
3月25日から、bono相模大野2階ボーノウォークに面している南区インフォメーションBOXで“南区の春”をテーマに、企画展を開催しています。今回の展示は、女子美術大学の学生の皆さんに企画から制作、展示に至るまで携わっていただきました。相模台地区のたまご街道や、カナコ―天文台、新磯地区の芝ざくらをモチーフに、天地を逆転にすることで非現実感を創出したり、メルヘンな雰囲気のディスプレイに和紙などの素材を使用することで、洋と和の融合を演出したりと様々な工夫が施されています。
この作品は、5月上旬まで展示していますので、ぜひ足を運んでいただき、皆さんに南区の春を感じていただきたいと思います。
2月28日・3月21日 新磯地区の自治会集会所の落成式に出席しました
この春、自治会法人勝坂自治会連合会と自治会法人新戸自治会連合会の集会所の工事が無事終了し、それぞれ2月28日(勝坂)、3月21日(新戸)に落成式を迎えました。勝坂においては老朽化した建物を全面的にリニューアルする改修工事、新戸においては旧集会所を取り壊して建物の新築を行う建設工事ということで、どちらも工期が数か月に及ぶ規模の大きな事業でした。
構想段階から完成に至るまでの長期にわたり、各連合会の役員の皆さんをはじめ、建設委員会の方々、地域住民の方々が一丸となって、事業に取り組まれたと伺っています。また、建設資金の一部には国の補助制度(米軍基地再編交付金)が活用され、これまで以上に幅広い利用者層に対応できる施設を目指し、手摺りの設置や段差解消などバリアフリー化を積極的に取り入れた構造となっています。
落成式において、勝坂の宮川連合会長は「この地に住んで良かったと思える地域づくりをめざす」と話され、また新戸の中村連合会長は「50年後、100年後にも住民が集える会館であって欲しい」とお話しになるなど、ともに良好な地域コミュニティを次世代へ継承していく決意を述べられていたことが印象に残りました。
3月15日 相模台地区の天体観測スポット
麻溝台地域の「たまご街道」沿いにある「カナコー天文台」を見学しました。
ここは、直径3.5mのドーム内に設置された本格的な望遠鏡により天体を観測できる私設天文台で、希望者に無料公開されています。
これから夏にかけては、衛星の位置が毎日変わる木星の観察がお勧めだそうです。
設置者の大久保眞介さんは、何か地域貢献できることはないかと考え、自身の子どもの頃からの趣味である天体観測をとおして、多くの子どもたちに夢を与えられればと、平成8年6月にこの天文台を設置されたそうです。
この施設が相模台地区を楽しむスポットの一つとして、地域の子どもたちをはじめ、多くの皆さんに利用され、宇宙の魅力を感じていただければと思います。
相模原市南区麻溝台5-18-1 第2カナコービル屋上
電話 042-746-1221
Eメール kobayashi@kanako.co.jp
※休館日はありませんが、天文台に常駐係員はいませんので、電話かEメールで事前予約してお出掛けください。
3月12日 南区区制施行5周年記念 第8回相模原市南区少年野球大会決勝戦
南区区制施行5周年記念 第8回相模原市南区少年野球大会、南区長杯争奪・兼第97回南部少年野球春季大会の決勝戦が、双葉小学校で行われ、参加34チーム(登録選手数566人)の頂点が決まりました。
決勝戦は大野南地区の「鶴の原ヤングノーブルズ」と大野中地区の「ひのきビートルズ」の対戦となり、熱戦を繰り広げた結果、5-0で見事に「鶴の原ヤングノーブルズ」が優勝を果たし、区長杯を手にしました。
今回は5年生以下の新チームでの大会となりましたが、両チームの完成度の高いチームプレーとフェアプレーに、応援にも熱が入りました。各チームが練習を重ね、磨きのかかったプレーで、次回の秋季大会も盛り上げてくれることと思います。
大会の運営にあたった関係者の皆様をはじめ、指導者、保護者の皆様のご尽力に心からお礼申し上げます。
3月9日 岡本太郎氏作モザイクタイル壁画「初恋」
3月8日・9日の2日間、岡本太郎さんのモザイクタイル壁画作品「初恋」が相模女子大学グリーンホールで一般公開されました。
この作品は、カルピス株式会社の創業者が同社の相模工場(中央区淵野辺)の建設を記念して岡本さんに依頼して制作されたもので、長年同工場内で展示され、工場見学者などに親しまれてきました。
同社は、製品の製造拠点を平成20年に群馬工場に移転したことにより、相模工場の工場見学等で壁画を公開する機会が無くなってしまいました。このため、今後は市の施設で、多くの市民の皆さんに鑑賞していただきたいという同社の意向により、本市に寄贈され、同ホールに設置したものです。
今後は、コンサートなどのイベントで相模女子大学グリーンホールを利用される時に、この作品も楽しんでいただきたいと思います。
3月6日、「南区学生自転車会議ゆるキャラフェスタ」が開催されました!!
3月6日(日曜日)、南区内の高校・大学11校に在学する学生の有志で構成される「南区学生自転車会議」の主催による、自転車交通事故防止イベント「南区学生自転車会議ゆるキャラフェスタ」が、bono相模大野のボーノ広場で開催されました。
南区は、神奈川県において自転車事故多発地域に指定されており、こうした中、当会議は、日頃から通学等で自転車を使うことの多い学生自身が、区民に向けて効果的に自転車の交通事故防止や運転マナーの向上を図ることを目的にキャンペーンなどを企画・実施しています。
今回のイベントでは、自転車の交通安全を呼び掛ける当会議のマスコットキャラクターの発表と併せて、啓発物品の配布が行われました。
また、神奈川県警察本部交通安全教育隊による交通安全教室や、相模原南警察署による自転車の交通安全クイズを行い、来場者の皆さんに自転車の運転マナーについて楽しく学んでいただくことができたと思います。
その他にも、南区内の高校・大学の学生の方々に協力をいただき、ダンスや大道芸のパフォーマンスで盛り上げていただきました。
今後も、「南区学生自転車会議」には、南区内の「自転車交通事故ゼロ」を目指して、自転車の運転マナーの向上に取り組んでいただけるよう期待し、南区としてもその活動を支援していきたいと思います。
2月19日 生まれ変わる市道新戸相武台
第41回相模原市文化財展がユニコムプラザさがみはらを会場に開催され、相武台のナベトロ遺跡をたどる会(代表:安藤和次郎さん)をはじめ、多くの団体の発表が行われ、各ブースでは多くのギャラリーで賑わっていました。
相武台のナベトロ遺跡をたどる会の皆さんは、地域の皆さんの生活道路として親しまれてきた「市道新戸相武台」の78年の歴史などを記録に留めようと活動を続けられています。
同会の皆さんの調査発表は、一昨年6月の相武台公民館での展示の際にもご紹介しましたが、今回は『田舎の農道が先進的な道路であった!(市道新戸相武台)』をテーマに、道路の土木史(路面、側壁、下水道、トンネル)について、その特徴と先進性にスポットを当てて、でこぼこ、砂ぼこり、ぬかるみの農道が当然の時代に最新の土木技術により整備されていたことなど、興味深いお話を伺いました。
平成23年から拡幅改良工事が始まった市道新戸相武台ですが、「新戸トンネル」部分が3月に完成予定です。利便性の向上が期待されると同時に、地域の新しいスポットとして、皆さんに愛着を持っていただきたいと思います。
2月17日 災害に備えて防災訓練を実施
相模原南消防署員の指導のもと、南区合同庁舎内7部署による合同防災訓練と救急救命訓練を実施しました。
今回の訓練は、合同庁舎の各階に配置された初期消火班と避難誘導班を対象としたものと、AEDの操作経験がない人などを優先的に実施した訓練です。
初期消火訓練では、各階に設置されている屋内消火栓の操作方法を学んだ後、実際に放水を行い、消火器とは異なる水の勢いなどを確認しました。
避難誘導訓練では、来庁者や職員などを安全に避難誘導する方法を確認し、避難器具であるオリローの操作についての講習を受けました。
また、救急救命訓練では、人形を使用して心臓マッサージの方法を学び、AEDの装着・操作方法についても講習を受けました。
南区合同庁舎は土・日曜日も開館しているため、毎日多くの来庁者があります。
いつ起きるか分からない災害に備え、慌てず落ち着いて適切な対応ができるよう、こうした訓練や講習を重ね、職員全体の防災意識を高めています。
市民の皆さんにおかれましても、地域で行われている訓練や講習等に参加し、地域防災力を強化していただきたいと思います。
2月15日 自治会連合会の会長・副会長と懇談しました
南区内の自治会連合会の会長・副会長と、地域の課題を語り合うこの懇談会も、今年で3回目を迎えました。今回のテーマは、若者の地域参加や自治会加入促進、高齢化に起因する退会者の対策、ホームページや地域情報紙など情報発信の現状と課題について意見交換をしました。
少子高齢化という時代の流れのなか、南区内の自治会においても、「担い手不足ですぐに役員の順番が回ってくる」「役職を果たせず迷惑をかけるので退会したい」といった声が、最近しばしば聞かれるようです。懇談の中では、子ども会や老人会を自治会が支援することで密接な連携関係を築き、会員の参加意識の高揚や自治会運営の人材確保につなげている事例や、学校の協力を得て地元中高生がふるさとまつりなどのイベントのボランティアとして活躍している事例など、地区の特性に応じた独自の取り組みが数多く紹介されました。
情報発信のテーマでは、実際に公開されている市自治会連合会や地区自治会連合会のホームページをプロジェクターで映しながら、メディアの特性やタイムリーな情報更新の重要性について、中身の濃い議論が交わされました。一方、古くから自治会のお知らせと言えば「回覧板」を思い浮かべますが、ある地区では、徹底した情報整理と見やすさ重視の編集を行うことで「読んでもらえる情報紙」が実現したそうです。
ここで全てをご紹介することはできませんが、南区7地区で行われているこうした取り組みによって、あらゆる世代がいきいきと活躍できる地域社会が今後も持続していくことを願っています。
2月12日 町田市と合同の帰宅困難者対策訓練を実施しました
まもなく、東日本大震災の発生から5年が経ちますが、大規模な地震が発生した場合、町田駅周辺には多数の帰宅困難者が発生することが想定されます。このため、JR町田駅において、町田駅周辺の帰宅困難者対策訓練を町田市と合同で実施しました。
この訓練は、両市の防災担当部署の連絡体制や帰宅困難者の誘導方法、一時滞在施設の運営体制などの検証を目的としたものです。
当日は、一時滞在施設を開設するラポール千寿閣、ホテルザ・エルシィ町田の他、JR町田駅、小田急町田駅、相模原南警察署、町田警察署、町田消防署などの関係機関の他、大野中地区と大野南地区の内、町田駅近隣の自治会の皆さんにもご協力いただき、町田市からの参加者とあわせ約110名の方が帰宅困難者役として訓練に参加されました。
訓練では、帰宅困難者役の皆さんが、JR町田駅職員から渡された一時滞在施設のマップを使って、駅から一時滞在施設に移動する方法を確認し、一時滞在施設のラポール千寿閣では、建物の安全確認の後、施設従業員と両市の職員が帰宅困難者を受け入れる手順などを確認しました。あわせて、帰宅困難者役の皆さんに対し、地震などの災害時にどのように行動したら良いかなどの啓発活動も実施しました。
災害発生直後には、帰宅困難者等の発生による混乱の防止、集団移動に伴う将棋倒し等の二次災害防止のため、皆さんが「むやみに移動を開始しない」ことが重要です。また、日頃から家族などとの連絡手段を確認しておくことも大切です。
今回の結果を踏まえ、今後も両市で連携を取りながら、町田駅での帰宅困難者対策の取り組みを進めていきたいと思います。
1月26日 自転車交通事故防止キャンペーンに参加しました
1月26日、相模大野交差点周辺で自転車交通事故を防止するキャンペーンが開催されました。
当日は、相模原南警察署をはじめ、相模原南交通安全協会や大野南地区交通安全母の会の皆さんと共に、自転車運転者や通行人の方々に反射材などの啓発物品を配布して、交通事故防止と運転マナーの向上を呼び掛けました。
また、運転されていた方々に反射材の使用を呼び掛け、自転車のスポーク部分に反射材を実際に取り付けてもらうことで、夜間での視認性が高められ、交通事故防止に効果的な取り組みを行うことができました。
昨年、相模原南警察署管内で発生した954件の交通事故のうち、自転車が関係する事故は319 件で、残念ながら一昨年より40件も増加してしまいました。
今後も、相模原南警察署をはじめとする関係団体との連携を強化して、自転車の安全運転や交通マナーの向上を呼び掛けていきます。
1月12日 「第2回More輝区~南区アイディアコンペ~」提案内容展示&動画放映
平成27年11月28日、南区若者参加プロジェクト実行委員会主催のプレゼンテーション大会「第2回More輝区(モアかがやく)~南区アイディアコンペ~」が行われました。現在、南区合同庁舎ロビーで、提案内容の展示と当日の模様を収めた動画を放映しています。
このアイディアコンペでは、学生や社会人の皆さんが、南区の名産やイベントなどをどのようにアレンジしてPRすれば、更に魅力的なものとなるかをテーマにプレゼンテーションを行いました。
どれも自由でユニークな発想にあふれており、大変興味深い内容です。
この展示と動画放映は、1月18日まで実施する予定です。お立ち寄りの際には、ぜひご覧ください。
1月5日 女子美術大学の学生による企画展示「遺跡の中から」
bono相模大野2階のボーノウォークに面している南区インフォメーションBOXで、女子美術大学の学生が企画したディスプレイ『遺跡の中から』を1月5日から展示しています。
同インフォメーションBOXでは、年間を通じて南区の魅力(みどころやイベント等)を情報発信しています。今回は、女子美術大学の学生有志の皆さんに南区内を視察していただき、「南区の魅力」について、展示内容の企画から制作、展示まで携わっていただきました。
学生が感じた南区の魅力、「遺跡」と「商店街」をモチーフに、ディスプレイの空間を巧みに利用して、“昔から今も変わらず栄え続けている南区”を見事に表現しています。美大生ならではのアイディアや技術が詰まった作品です。この作品は、3月中旬まで展示していますので、ぜひ南区インフォメーションBOXへお立ち寄りください。
新年のごあいさつ
明けましておめでとうございます。
南区民の皆様におかれましては、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
南区は、高度な都市機能と豊かな自然の融合に加えて、バイタリティあふれる市民活動が自慢です。平成27年も七つのそれぞれの地区で様々な活動が展開されました。
しかし、ご他聞にもれず、少子高齢化が進み、こうした活動の担い手不足が心配されているところです。
そこで、「若い世代のまちづくりへの参画促進」に積極的に取り組みました。
具体的には、地域の様々なイベントの企画・運営に大学生が参加して住民の方と一緒に盛り上げたり、区内の高校生や大学生が自主的に自転車運転のマナーアップの啓発に取り組んだり、南区の魅力アップのためのアイディアコンペを実施したり、と大きな成果を上げました。
また、昨年は、区が設置され満5年が経過したことから、区制施行5周年記念イベントを実施しました。
地域で行われたいろいろなイベントにも「区制施行5周年記念」という冠をつけていただいたことにより、記念イベントと相まって、区全体でお祝いし、一体感を盛り上げることができたと思っています。
スポーツの分野では、華々しい活躍がみられました。
東海大学付属相模高等学校が、夏の全国高等学校野球選手権大会で「優勝」、ホームタウンチームの一つ、女子サッカーのノジマステラ神奈川相模原が、なでしこリーグ2部で「2位」という好成績を収め、区民の皆さんに夢と希望を与えてくれました。
さて、今年の抱負です。
まず、まちの活力の維持・向上という点では、高校生・大学生だけでなく、若い社会人の方にも、まちづくりにどんどん参加していただく試みを加速化させていきたいですし、自治会の加入促進や商店街の振興にも力を入れていくことが大変重要だと思っています。
また、安全・安心の視点からは、自転車事故を減らすことや特殊詐欺の被害の防止、大規模地震に備えて地域で行われる防災訓練などの支援に重点的に取り組みたいと思います。
これらの取組を進めるためには、自治会や商店会、福祉団体をはじめ、地域の各種団体と連携を深めていかなければなりません。
これまで以上に地域に積極的に出て行き、いろいろな立場の区民の方々とお話をすることによって、ニーズをつかんでそれを実現させること、より強固な信頼関係を築くこと、を
心がけていきたいと思います。
着任以来モットーとしています、早く、正しく、分かりやすい行政サービスの提供に努めるとともに、「すべての人が生き生きと輝き、笑顔で、安全・安心に暮らせる」まちづくり、を進め、区の魅力を広く発信することによって、「選ばれる南区」をめざして区民の皆さんと力を合わせていきたいと思います。
平成28年が、皆様にとって素晴らしい一年になりますよう心からお祈り申し上げます。
南区一番!
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