広報さがみはら No.1553 令和7年(2025年)5月15日号 2面 ---------- 上手な医療のかかり方のポイント 市民の皆さんが安心して医療を受けるためには、一人ひとりが上手に医療にかかることが大切です。 問い合わせ 医療政策課 電話042-769-9230 具合が悪くなったとき、どうする? Case1.日中は仕事だし、すいていそうだから夜にやっている医療機関へ行きたい 行ってみたら 時間外の診療代がかかった。 結局翌日も医療機関へ… Case2. 設備も充実していて安心だから、大きな病院へ行きたい 行ってみたら 待ち時間は長いし、検査も1日がかり。紹介状がないと初診料も割高に… このかかり方、合ってたかな…? 教えて! 上手な医療のかかり方 受診時のポイントはここ! Point1. 平日や日中に受診しましょう  休日・夜間に開院する医療機関(メディカルセンター急病診療所など)は、最小限のスタッフと機材で応急処置をしています。日中に再度の受診が必要な場合があるため、最初から日中に受診すれば、時間や診療代を節約できます。 メディカルセンター急病診療所の適正利用に協力を メディカルセンター急病診療所とは 休日・夜間の急病時の応急処置をする医療機関。翌日に、かかりつけ医などへの再受診が必要 ●痛みを軽減する ●熱を下げる など 診療代 休日・時間外などの加算あり 薬の処方 原則1日分 「日中と夜間・休日で医療機関の役割が違うのね」 Point2. 近くのクリニックへ行きましょう 医療機関は機能に応じて役割を分担しています。大きな病院では、手術や緊急性が高い病気などを診療しています。日常的な病気やけがの治療はクリニックを受診しましょう。 かかりつけ医を持ちましょう かかりつけ医のメリット ●気軽に相談しやすい ●体質や病歴を知ってもらえる ●ささいな体調の変化から病気の早期発見につながる 「いつも相談している先生だから、何かあればすぐ気づいてもらえる。大きな病院へも紹介してくれるので安心」 救急車を呼ぶか判断に迷ったら かながわ救急相談センター #7119(シャープ なな いち いち きゅう)へ 24時間受け付け 年中無休 市外局番「042」の固定電話からは 電話045-232-7119 か 電話045-523-7119へ 急な病気やけがで、救急車を呼ぶか判断に迷ったとき、電話でアドバイスを受けられます。 救急車の適正利用に協力を 救急車は、緊急に病院へ行く必要がある人を搬送するものです。「自家用車がないから」「早く診てもらえるから」などの理由で呼ぶのはやめましょう。 「不要不急な通報が減ると、救急車がより素早く駆け付けられます」 市ホームページ「急病になったとき」は紙面の二次元コードから みんなの医療を守るために 医療機関は、限りあるスタッフで運営されています。今後も医療の質や安全を確保・維持していくために、皆さんの協力が必要です。 かかり方、変えよう 市ホームページ「上手な医療のかかり方」は紙面の二次元コードから