広報さがみはら No.1529 令和6年(2024年)5月15日号 2面 ---------- 地域発のコミュニティ交通 誰でも利用できる!民間バス路線を補う! 市では、交通不便地域(鉄道駅等1㎞かつバス停300m圏域外)の解消や日常生活に必要な移動手段を確保するため、コミュニティバスや乗合タクシーなどを導入しています。 コミュニティバス 一般的な路線バスと同様に定時定路線で運行 利用方法 路線バスと同じ 運行路線 ●ピンくる号(大野北地区) 矢部駅-淵野辺駅北口-馬場十字路 ●せせらぎ号(大沢地区) アリオ橋本-橋本駅南口-相模川自然の村 乗合タクシー 中山間地域で、停留所と運行ダイヤを定めて、予約に応じて運行 利用方法(予約制) 1 パンフレットなどで停留所と運行時刻を確認 2 運行事業者へ電話予約 3 予約した時間・停留所で乗車 ※運賃の支払いは、現金のみ 運行区域 ●根小屋地区「くっしー号」 ●内郷地区「おしどり号」 ●吉野・与瀬地区「ふれあい号」 ●菅井地区 根小屋地区の「くっしー号」 ワゴン型タクシーで車内はゆったり広々 詳しくは紙面の二次元コードから コミュニティ交通の導入に向けた取り組み 地域「コミュニティ交通を導入したい。市にお願いをすればできるのかな?」 導入前 ・地域組織の形成 ・地域住民の意向把握 ・運行計画案の作成 など 導入後 ・地域の意向把握 ・利用促進活動 など 市が支援 市「地域主体で組織や計画などを作成していただきます。市は、導入に向けた支援をします。」 導入前 ・検討支援 ・関係機関との調整 ・実証運行 ・本格運行に係る手続き など 導入後 ・運行継続条件達成状況の把握 ・利用促進活動の支援 など 継続して運行するためには、皆さんの利用が必要です! コミュニティ交通の運行には、地域内で一定の移動需要などの条件があります。 導入・運行継続条件 ●コミュニティバス 1便当たりの利用人数 10人以上 ●乗合タクシー 1便当たりの利用人数 1.5人以上 稼働率 50%以上 ※導入する地域の状況などにより条件が異なる 導入を検討する場合は、紙面二次元コードから導入の手引きをご覧ください さがみはら移動支援ブック 地域で利用できる移動手段や使い方をまとめた冊子。コミュニティ交通のほか、けんこう号(津久井地域在住の65歳以上などで介護予防活動をする団体を対象として運行)やスクールバスの活用なども掲載しています。 配布場所 交通政策課、各行政資料コーナー・まちづくりセンター(橋本・中央6地区・大野南を除く)・出張所※市ホームページにも掲載 地域交通の課題解決を目指して 課題 ●免許返納や地域特有の地理条件などで日常の移動に困っている人が増えている ●既存のコミュニティ交通では対応できない需要がある 解決に向けて 既存の制度の枠組みにとらわれることなく、さまざまな実証運行を通じて、本市で活用の可能性を検証しています。 グリーンスローモビリティの実証運行 グリーンスローモビリティとは 時速20km未満で公道を走ることができる電気自動車を活用した移動サービス 緑区若葉台地区と南区新磯地区で、地域が主体となって運営・運行するグリーンスローモビリティの実証実験を実施しました。今年度も実証実験を実施し、導入の可能性を検証していきます。 地域主体で持続的な運行を推進するため、各地区でボランティアドライバーを募集中 ※募集要件など詳しくは、お問い合わせください。 誰もが移動しやすく外出したくなる交通環境の構築などに向けて 3月28日に、県タクシー協会相模支部相模原地区会と協定を結びました。 相模台地区で乗合タクシーの実証運行を実施 地域の皆さんが、より移動しやすい環境づくりに向けた実証実験です。地域内でのちょっとした移動に、活用してください。 実証期間 5月27日(月曜日)から7月26日(金曜日) 運行時間帯 月曜日・水曜日・金曜日の午前10時から午後4時 費用 1回1人当たり300円 申し込み 利用希望日の一週間前から前日に、電話で予約専用ダイヤルへ 電話070-1687-9926 詳しくは紙面二次元コードから 利用する人へ ●アンケートにご協力を 申し込み時に氏名・電話番号を控え、後日、市コールセンターからアンケートへの協力をお願いする場合があります。 ●モニター同時募集 実証運行終了後、運行内容の改善や検討のため、意見を聞きます。 ※詳しくは、交通政策課にお問い合わせください。 問い合わせ 交通政策課 電話042-769-8249